伸ばさずに「のびのび」してみましょう
『伸ばす事』と『のびのびする事』。
この違いを体験すると、練習にとても興味深い変化を起こしてくれますよ。
例をヒントに、各自研究してみてくださいな(^^)v
木のポーズ。
内ももを伸ばすのでもなく、股関節を開くのでもなく。
付け根から膝に向けて「のびのび~」としてみてみましょう。
三日月のポーズの時、鼠径部を伸ばすイメージから。
膝と踵を前後に「のびのび~」ってしてみましょう。
前屈の時。
体を折るイメージから。
まずはバンザイして「のびのび~」。
「のびのび~」しながら段々と倒れていきましょう。
下に向いても「のびのび~」のイメージで。
キッチリ使う事は大切な事なんですけど、キッチリ使おうとし過ぎて硬くなってしまうって事も起こっちゃうんですよ。
キッチリ使うと、より「のびのび」しやすくなって、必要な所が必要なだけ「伸びる」という関係性です。
この辺は料理と一緒。
「塩を入れなければいけないのではなく、塩を入れると美味しくなるから入れる」ってイメージです。
ポーズを深めようとすると、心地よさを手放して形の達成に心を惹かれてしまいがち。
心地よさを求めようとし過ぎると、必要な負荷まで手を抜いて力強さを手放してしまいがち。
「のびのび~」と出来ている時は、心地よさと力強さが両方備わっています。
直感的ですが、もの凄く色々考えてやるよりも遥かに正確に自分を良い方向に導いてくれます。
結局楽しく練習出来ている時が、一番良い練習をしている時なんですよねえ。
面白いものです。
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8月3日(土)
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