(写真派前に東京行く途中の新幹線の中で)
管理栄養士でした。
だからきちんと栄養バランスの良い食事が
作れるよ！と言いたい訳じゃありません。
でも、食の大切さを
すごく実感する日々でした。
働いた場所が悪すぎて
(自分に自信が持てず妥協した)
どう手抜きして仕事を終わらせようかと言う
調理担当のパートさんに出会います。
イジメもあったしやっかみも凄かった。
私は恵まれてたんだな
生活も大変な人も居るんだな
自分で学費出して働きながら高校通う看護師さん達もいて、
自分の甘さと言うか
甘やかされた環境での頑張りだった事が
恥ずかしくなってしまいました。
素直に親のおかげと言えたら良かったけど
私は自分の努力も認めて欲しくて
素直になれずおばちゃん達と
折り合いが悪くなります。
1人本当にストレス発散で私に当たる人が居たけど、、、
生き様を尊敬してたし、我慢してました。
だけど私はその人を馬鹿にしてると
彼女にはそう映ったみたいで。
怖かったなぁ。
あんまりな職場でしたが
仕入れは近所の魚屋、肉屋、八百屋さんから材料仕入れて、
5人のおばちゃん達が交代で調理をしてくれる病院でした。
ちゃんと手間をかけ料理を作ってた。
老人食嚥下食は酷いものでしたが
私は注意も出来ず、、、
名ばかりの管理栄養士💦
卒業してすぐ1人で、何をしたらいいのか
仕事は？？が分からなかった。
よく頑張ったし今思えば怖い💦
こんな状態で仕事任せるって、、、ヤバいですよね。。。
その病院ではね、
献立表あるけど、作る人によって味変わる
高血圧の人⇒しょっぱい
糖尿病の人⇒甘い。
クソ真面目⇒綺麗だけど、何か美味しくない 笑
それでも患者さんが食べてくれること、
美味しいことが1番だと思って見てた。
食事が気に入らなければ残して
自分たちで買ってきて食べるから。
最低限のバランスはとれた食事をしてもらうのに、
理想ばかり言ってられないと思ったんだ。
手づくりで野菜も仕入れてたし
全部調理するし。
今どき珍しい良いとこもあったよ。
それも私が辞めるころに直営から委託に変わってしまいました。
効率、採算重視って、、、大切な食なのに。。。
それは私的には嫌でしたね。
結婚して、家で食事を作るようになりました。
交代勤務で口内炎が多かった旦那さんの症状は楽になったし
東京で食事付きのアパートで暮らした娘は
過食症になりました。
安心して預けられます！のキャッチフレーズは嘘だと
今でも思っていますし、
仕事とは？？？と今でも本気で思っています。
そして、私はちゃんと栄養バランスの良い食事を
作れていたんだなと感じました。
お金貰う、もらわない、関係ないよね、マジで。
目の前の仕事、役割、淡々とやろうよ。
大量調理の現場の効率重視の傾向は
私はかなり危険と感じていて。
何でもかんでも効率と採算を求めるけども、、、
作る側も、楽しみが無くならないのかな。
食べる人の顔を浮かべて、喜んでくれるかな？とご飯を作る。
その過程が幸せだと思うのに
仕事と割り切って言われた事やる。
淡々と。
私には謎しかない。
なんでそんなことが出来るのだろう。
栄養のない食材を使って
カロリー計算だけはOKなような
上辺だけの食事を作り提供する。
プロ意識って無いのかな？
すごく疑問に思ったのと、
わたし結構食事大切に出来てたんだなって事と、、、
コンビニ食とか食べても平気な身体の方が
何処へ行っても生きていけるのかな？と思ってしまったりとか、、
色んな葛藤がありました。
だけど、私がご飯作りに行けば
食欲の暴走は止まったんよね
1人暮らしと言うのも原因とは思うけど
必要な栄養素が取れない
身体が喜ばない食事を食べ続ける危険は
めちゃ感じました
もっと簡単にバランスよく食べれる術を
娘に伝えてあげられてたら良かったなぁと
今は思うけど
私も頑張ること手間をかけることが
いい事だと思って力が入ってたので
毎日続けられる簡単美味しいバランス良しが
苦手でした。
今は季節の野菜のたっぷり入った味噌汁とご飯で、
それに納豆があれば最高👍
そう思えるんだけどね。
自分の事は棚に上げて理想ばかり突き付けられた家で育ったから
学んだことを忠実にやらないと！と思いすぎ
毎日作る事の現実に疲れ果ててたのもあり、
頭だけ使って色々済んできた私は
結婚生活で疲弊してくのでした。
理想と現実のギャップよ。
作ってくれる人が居るから
少し手間な料理でも献立表に書ける 笑
自分でも作らないといけなかった
お弁当屋さんでの栄養士の仕事は
どんだけ簡単に美味しくバランスよくするかを、
結構考えさせてくれた気がします 笑
やってみて面倒な時、二度と書かないって思ったわ（笑）
そして、調理師さんたちに
心からごめんなさいって思った。
仕事に求められるのは
簡単に出来る事、毎日続くようにまで落とし込むこと
そのレベルが安定的に出せる事、、、
そして熱意。想い。
なのかな。と。
今はそう感じています。
娘は引越しして、自炊するアパートへ変わったけど、
忙しすぎて自炊無理で。
でも、暖簾を構えたお店のご飯の方が
集団調理よりは身体にはよさげです。
自分の感覚大切にしていきたい。
押し付けるわけじゃなくて。
私はそうありたくなって、
世の中と逆行するように
家に入りました。
社会に疲れてたのもあるし
人付き合いも限界で、、。
1番お金かかる時に😅
お金はある事にして（笑）
専業主婦になります。
食事をとても楽しみにしてくれる
家族だったからやり甲斐もあり。
でも、疲れて作れない時でも、
文句は言われません。
ありがたいなと思います。
安定的に毎日料理を提供できるわけじゃないから
やっぱり私は仕事レベルで出来る事は
頭を使う事なのかもしれません。
我が家は
空腹になると完成して食べれればOKになる私 笑
空腹でも何でも、作るとなったら美味しくこだわって作りたい息子😋🥹😅
どうせ作るならこっちのが美味しそうじゃない？楽しくない？
可愛くない？で料理を作る娘😆😝
のんびり丁寧にやれる事を淡々とやる旦那様😅☺️
家族4人ともバラバラですが
こだわりポイントも違いますが
見てて面白いです。
コロナの時
料理リレーってのをしてね。
一人がゴールを設定して材料とか工程を見ながら
次の人は前の人がやりかけたところから
ヒントを得てゴールを想像し、時間内やって次の工程の人に引き継ぐの。
旦那と息子はゴールだろうと思うものに戻そうとするけど
女子二人は自分の思い込みの方へ突っ走る（笑）
楽しかったな。
鬱でしんどくてご飯作れない時にね、
ウインナー焼いてじゃがいも茹でて
「ドイツ料理だよ〜」
なんて出したこともあります（笑）
「あっくん日本料理がいいなぁ〜」
って言われたな😅
そんなに作れないから、どうしようって考えて
ロシアンルーレットおにぎりにしたり。
そんなことを今でも思い出します🍀*゜
私にとって食は大切な物でした。