いつまでも健やかな心身で
子宮摘出をしたヨギーニとして
また、一人の女性として
同じような立場に置かれた方にとって
少しでもお役に立てればと思うので
ブログを通してお伝えしていきます
ただ、子宮摘出といっても皆さんそれぞれに
ご事情は違います。
お読みになる方によっては
快く感じられない場合もあるかもしれません
予めご了承くださいm(__)m
『術後の入院生活』
手術翌日、明け方頃になって
ようやく意識がハッキリしてくると同時に
術後の痛みを感じ始めました
お腹に感じる痛みを逃したくて
恐る恐る体の向きを変えてみたり
膝を立ててみたり
でも、想像していたよりは創痛も軽くて驚き
鎮痛剤などお薬の進化もあるのだろうけど
卵巣嚢腫の術後は
頭痛&吐き気も酷くて嘔吐したほど。。。
本当にきつかった
先生がおっしゃるには
臓器の一部を切除した時に
収縮する力で術後の痛みが強くでるのに比べると
全摘の時のほうが軽いそう
ただ、腹腔鏡手術の術後症状はありました
術中にお腹を膨らませるために使われる
炭酸ガスの残りの影響で
胃や肩回りの痛みなど
首や肩の痛みには
上半身だけヨガしてほぐしたり
湿布を貼ってもらったり
管に繋がれている間は違和感もあり
思うように動けなくて
余計に肩が凝る感じもありました
●術後1日目
徐々に食事が始まるのですが
少しは食欲もあるけど
食べ始めると胃がキリキリ痛んで
なかなか食べられず
水分だけはしっかり取りました
ドレーン(術中の洗浄水など排出液をお腹から抜く管)
尿の管が抜かれ(一瞬だけ痛かった)
初トイレまでは看護師さんに支えられて
ふらつきは、さほどなかったけど
少し動いただけでも息が上がる感じ
腹圧は入れようと思っても力が入らない
肺血栓塞栓症になるのも嫌だったし
少しでも早く回復したくて
イスの背もたれつかんで軽くスクワットしたり
点滴ガラガラ押しながら歩いたり
ふくらはぎの力は偉大
●術後2日目
ガスによる痛みや息苦しさは
まだ少し残っていたけど
前日に比べるとだいぶ楽に
最後の点滴が終わるのに
途中で流れが悪くなっていたのもあって
夜までかかったけど
ようやく全ての管から解放されて
弾性ストッキングも脱ぎ、スッキリ
●術後3日目
初のお通じもありシャワーも浴びられて
さらにスッキリ
病理検査の結果、子宮筋腫、卵巣腫瘍ともに
良性だったこともわかり一安心
後は時間が薬です
今回の入院中は、コロナの影響で
通常と違うことが多々。。。
家族への術前説明はビデオ通話
術中の待機は自宅で
もちろん面会は禁止
入院から退院するまで、ずっと一人
病棟も、私たち患者とスタッフの皆さんだけだし
患者さん同士で会話を交わす事も控えているので
ヒッソリとしていました
マスクや除菌シートも持参しました
パジャマは持参せず
病衣(寝巻き)をレンタルにしていたのは助かりました
ドレーンを抜いた後に傷口から漏れた排出液で
シーツまでしっかり汚れたり
ガーゼ交換の際にも汚れたり
その都度、新しい物と交換してもらえました
1日80円のレンタル代は必要だけど
オススメです
術後は少量の出血が続くので
生理用ショーツが必要
普段のより2サイズほど大きめ&股上深めのほうが
傷口にもあたりにくくてよかったです
看護師さんや先生が来られる以外は一人なので
ゆっくり読書をしたり、
動ける範囲でヨガしたり、
普段は後回しになっていた
フェイスマスクでお手入れなど
入院中はできるだけリラックスして
過ごすようにしていました
(C)2020.satomi nakamura