いつまでも健やかな心身で
子宮摘出をしたヨギーニとして
また、一人の女性として
同じような立場に置かれた方にとって
少しでもお役に立てればと思うので
ブログを通してお伝えしていきます
ただ、子宮摘出といっても皆さんそれぞれに
ご事情は違います。
お読みになる方によっては
快く感じられない場合もあるかもしれません
予めご了承くださいm(__)m
『衝撃の日』
いよいよ、ＭＲＩ検査の結果を聞く日
世間では新型コロナウィルスの感染が拡がりだし
何やら重々しい空気が流れ始め
全国に突然の休校が要請された日でもありました
手術は避けられない状況とのこと。。。
ほぼ全種類の筋腫があり、私のＭＲＩ画像は
子宮筋腫の説明を受ける際に使われる解剖図
そのまんま
大小いくつも筋腫があり
そのうち一つの大きな筋腫で
左の卵巣が見えないと
おそらく、これが
外からも触れる感じがしていたもので
ＭＲＩ検査でどの角度から撮っても
写らなかったそう
(だから長時間かかっていたのか～
丁寧に診てくださってありがとうございました！)
左卵巣の腫瘍の可能性もあるから手術は必須
右卵巣は、前回の手術の影響で
萎縮している可能性もあり、見えないと
子宮だけの摘出で済むのか
卵巣もとなるのかは手術時にしか分からないそう
おそらく腹腔鏡手術でいけるけど
前回の手術後に癒着などがあれば
術中に開腹に切り替わることもあるそう
前回の受診時に子宮摘出の話は出ていたから
仕事への影響やお嬢の学校のこと、症状のことなど
今後の事を考えて
腹腔鏡手術ができる今のうちにしたほうがいいかな
と、覚悟していたはずでした
でも、まさか卵巣もとなるなんて
これまで、様々な講座で
女性の身体のこと、女性ホルモンのこと
更年期のことなどしっかり学ばせて頂いてきました
それだけに、卵巣がなくなることの影響を考えると
ショックが大きく、さらに不安が広がりました
卵巣腫瘍の可能性を考えると
放置するわけにもいかず
手術を受ける決心をしたものの。。。
「さっそく、明日から手術に向けての
ホルモン療法を始めます
だから生理はもうこなくなります」
と告げられ
突如、数日前に終わっていた生理が最後となると
涙が溢れだしました
あんなに辛かった生理痛から解放されるとはいえ
寂しくて
子宮がなくなったら女性ではなくなる
という意識は全くなかったけれど
やっぱり寂しくて
お嬢を宿していた所がなくなることが
寂しくて、寂しくて
担当だった女医さんは
しっかり私の話を聴いてくださり
涙する私の肩をさすってくださいました
不安を解消するために
術後の治療などについても
詳しく教えてくださいました
なんとか気持ちを落ち着かせ帰宅すると
流れてきたのは休校要請のニュース
いろんな不安が一気に押し寄せて
お嬢に伝えながらもまた涙
自分自身も、突然の休校や親の病気を知らされ
不安なはずなのに
ハグしてくれる優しい娘
そんなお嬢を宿した子宮はなくなるけど
お腹の中にいたお嬢は今は目の前にいる
お嬢のためにも、自分のためにも
現実を受け入れていこう
こうして、翌日から
ホルモン療法が始まることになりました
（Ｃ）2020.satomi nakamura