劇団四季のクラウドファンディング 目標達成おめでとう! | 猫はミュージカルの夢を見るか

猫はミュージカルの夢を見るか

猫と劇団四季が大好きなオバサンの、猫との日々と観劇日記。
愛猫は2022.2.8にお空に還ってしまいました。
観劇日記はサボリ気味です…。
2023年春から、バラを育て始めました。

6/17に始まった、劇団四季のクラウドファンディング。
昨日、目標額の1億円を達成しました。
すごいなー、4日で達成しちゃったよ。
四季ファンはもちろん、四季を救うことが日本の演劇界を救う一助になると思ってくれた人たちが、このプロジェクトに思いを託してくれたんだなあ。素晴らしい。
目標額を達成しても、まだ金額と参加者は増え続けています。プロジェクトは9/30までだから、この調子なら目標額の倍はいきそうですね。私も追加で応援しようと思ってます。

これで、四季は俳優さんたちやスタッフさんたちを食わせていく力もいくらか立て直せたのかな。
四季の俳優さんは四季だけで生活しています。リモートでテレビに出たり有料動画配信したり、デリバリーのアルバイトをしたりはできません。
単身の人も大変だけど、家族を持っている人はこの状況下ではもっと大変だろうなあと思います。経済面でも健康面でも家族を守らないといけませんものね。
私の大好きな俳優さんも、夫でありパパでもある人です。自分が立つ舞台がお休みになり、これからの見通しも立たない中、きっと不安と焦りをたくさん抱えているんだろうなあ。想像すると、私も胸が潰れそうです。
もっとお金持ちだったら、または宝クジでも当たれば、今回のプロジェクトの目標額くらいドーンと寄附したいです。
まだまだ厳しい状況が続くでしょうが、浅利慶太先生が掲げた「演劇だけで生計を立てる」という四季の理念は、これからも守られていってほしいです。

さて、四季は来月からの公演再開を目指しているわけですが。
座席のレイアウト見直しの他にも、演出の見直しもありそうですね。
先日、宝塚歌劇団が今後の公演の見通しについてのアナウンスを出しました。来月大劇場で開幕する花組公演について、

舞台上および舞台裏での密集状況を避けるため、一部場面において、当初の演出を変更し、舞台上での出演者数を調整する場合があります。

という一文がありました。
これ、きっと四季も考えてますよねえ。
キスシーンはNGだろうし、ペアダンスも望ましくないでしょう。アンサンブルさんがたくさん出る場面も人数を調整して、ダンスの振り付けが変わったりするのかな。
なるべく舞台奥に立ってセリフをしゃべったり歌ったりする演出になるのかも。
四季は版権ものが多いから、版権元に確認しながらの演出変更になるのでしょう。大変だなー。リモートで話し合ったりしてるんだろうか。
私が今とても楽しみにしている『マンマ・ミーア!』も、アンサンブルさんの群舞や、友達・恋人・親子でハグしたり体を密着する場面が多いです。どんなになっちゃうのか、ちょっと怖いです。全員総立ちで歌って踊るカテコ(これがMM!の楽しみのひとつなのにえーん)は当然ないでしょうし。
まあその前に、再販分のチケットをゲットできるかだな。激戦必至です。

しばらくは、演劇の世界もアフターコロナの"ニューノーマル"を受け入れないといけません。
なんの心配もなく劇場に行けて、満員の客席で舞台を観られる日が、早くまた来るといいなあと、あらためて思いました。