登山道をおりてくると車で女の人がお接待にクッキーを下さいました。
うれしかったなあ、自然な味のやさしいクッキーは幸せな味でした。
途中の休憩小屋で出会ったお遍路と大興寺到着。
むかし、まりなちゃんと宿泊したお宿はもうやっていないような雰囲気でした。
時の流れを感じずにはいられないですね。
ゆえにコツコツ長い時をかけて続けた記録もデータも砂のように消えていくと感じることも
私は少なくありません。
時代は変わりゆくし、たしかに、100年前の遍路宿が今あるかと言えば、違う。
あたらしい宿は、準備生まれていくし、情報は刷新されていく。
その時その時を見て生きていくのがいいのです。
ひとりでゆっくりこれたなあ、これはこれで幸せ。
桜も写真も自分のためだけにとっている。
撮影や時間をきにしなくていいのは、私の人生では貴重ですから。
広島からのお遍路さんが笑ってみててくれました。
義母が東城の人なんですよ、なんて話でひとときもりあがる。
ありがとう、大興寺さん。
安らぐ時間でした^^
さ、ここからはタイミングがあればコミュニティバスもありますが、
ちょうどこの区間に以前は、銭形を取材でいくために道から少しずれたんです。
そこで遍路道(この区間はアスファルトですが)を歩いておこうというのが
今日の本題です。
山降りた後だから長ーいと感じることだろう。
ライラックかな?きれい
むぎの畑って美しいよね。
私は、この昔からの「くわんおんじ」って表記が好きです
汗だくでバスは風邪ひくけど、これも参考に。
そして、ここまで来て下りるのもひとつの手段~。
ご参考に
この道沿いに、やきもちのおいしいお店があります。
優しい甘さでかなりうまい!たまたまいたおじさんにつられて入りました。
おせんべいを買って、やきもちをお接待でお店の方のやさしさにほろり。
これは、かなり、おいしい♥
そして、雲辺寺のどら焼きには悲劇が…
お姉さんが歩くからと冷凍のまま持たせてくれたんです。(やさしい)
で、帰りの電車で食べようと口をあんぐり開けた瞬間に、電車が揺れて
びょん!!って飛んだんです!!!!( ;∀;)
あえなく通路に落下する雲辺寺どら焼き…口を開けたまま固まる私、
わー、、、と落ちたどら焼きを見る乗客の皆様。
ええ、そうですよ、これはホームで待つ間に食べていればよかった。
座ってゆっくり~とおもって、電車の揺れのこと忘れた自分がわるい。
そんな瞬間のせつない景色をご覧ください
ああ、どら焼きを食べそびれましたが美しい景色ですね、涙
海岸寺さんの近くです
先日はポスターもありがとうございました。
こうして私は、宇多津に次は向かったのでした。
私の個人的な香川遍路は、あとちょっと続きます。