2019逆打ち~新緑遍路道~国分寺めざして迷い道~ | へんろ歌手の日々の歩みと音楽

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日々の活動記録と遍路文化紹介の記事を中心に

前回のお話はこちらです。

レポーターは女優の藤井さゆりちゃんです。

四国ガチンコ!のページには

ご本人が記事を直接かかれております。

 

さてさて、善楽寺から

この遍路小屋までの道のりをご紹介します。

 

アスファルト道で、和菓子の和田さんの前をあるいて

バス停があるあたりまでくると

住宅の中をぬけるみちになります。

(ここは、あれー?となる迷いポイントです)

さがすとちゃんと矢印はあるんです。

ですが、これでいいのかなーという

雰囲気なんです、なんというか。

それが気の迷いを誘う道です。

でもね、気をはって17時ぎりぎりいけるのか?

まよわなければいけるのか?

ぐいぐい進むレポーターさんです。

今年の彼女はガッツのある女性です。

ほんとめげないというか明るいです。

先達さんの励まし効果もあるとおもうんです。

やはりそういう支えって初めての方には大事。

私が常に見守るのみですからね。

ひとりと同じ状態で判断してもらうのが何より。

 

で、この階段登ってふりかえったころ・・・

南国土佐を~じゃないですが、

ちょうど、自分が次のまちへと進む感が

でてくる見晴らしのいい景色に出会います。

それがまたいいかんじ。

 

先達さんもおススメしておりました。

(無事に階段登ってくるか、陰でそーっと

みまもってくださっていたトトロ隊長でした)

うれしくて思わず手を振る。

次はお寺で先に待っていてくださる予定。

(ですが・・・心配で迷いポイントに現れてくれました、やさしい)

じゃん!越境の儀式(笑)

南国市にはいりましたね~

(右に飛んでいる女子が。。。)

そうしてしばらくすすむとたこ焼きやさんがあります。

食べたかったな―w

持ち歩くのが大変ということで

あきらめたレポーターでした。

残念ながらカメラ&杖があるので

私はかわりにもってあげられませんの。

かなりリーズナブルで場所的に

この先におやつはないし、さそわれますよねw

 

こうして遍路小屋のところ

このあたりの団地の小学生に

6年前はばったり出会い、

「旅人になりたいけどひとりで洗濯ができない」

という悩みを4年生女子からいただきました。

悩みポイントがすごいな、そこか。

っていう視点の違いに感動したのを覚えています。

で、この途中にどえらくサボテンが壁に密集していて

高知県ってあついんだなと思った次第です。

花まで咲いていました。

さぐがに数が増えると未知の生命体みたいで

なんだか怖いのは私だけでしょうか。

さゆりちゃんはわりと平気そうでしたね。

で、しばらくすすむと川があり橋があります。

ここもまた迷いやすいところでしてね。

地図を見ながらいくんですが

小さい川があり、これ?それともこれ?

などきょろきょろ。

 

そんなさゆりちゃんを散歩中のお母さんが

手招きして教えてくれました。

こっちこっちーと目印の大学病院のあるとおりに

道案内してくれました。

ありがたいことです。

迷っているなと、声をかえてくれたんです。

高知の人は優しいね

そして、ちょうど順打ちのお遍路さんがきたので

この先の道をきいたら国分寺はまだ遠いぞ~

とのこと。

背中にネギをしょっていて

どうやら私たちが寄って来たヘンロ小屋が

今夜の寝床らしく、先約はいないか、お聞きでした。

 

背中のねぎは今夜のラーメンにいれるんだとか。

春だからか野宿遍路さんに

会う確率が高い今回です。

 

ちょうどこの大きな病院がみえるあたりで

16時目標が16時半・・・

国分寺までさてどうなるかなあ。

 

いずれにしても国分寺までいかないと最寄駅も宿にも

いけませんからすすみます。

 

がんばれー。

 

続く