惜別・キハ183-0の旅(2)最東端を目指す | TENDER UNOFFICIAL BLOG -NEO-

TENDER UNOFFICIAL BLOG -NEO-

北海道の鉄道シーンを中心としたブログです。

前回は、帯広を出て昼ごはんを食べたところまで行きました。
特急スーパーおおぞら3号は、順調に東に向かっています。
音別駅を通過した際、カモレが停まっていました。
 
車内の電光掲示板にも「終着 釧路」の文字が見えてきました。
第一ラウンドの旅の終わりです。
 
新富士で赤熊のカモレと交換。
 
釧路駅では5分の接続で根室行が発車します。
特急列車が3分ほど遅れ、急ぎ乗り換えを案内する放送が流れます。
あたふたしながらの乗換となりました。
釧路川を渡ります。
 
1両編成のディーゼルカーは思いのほか混んでいて、ロングシートに揺られることになりました。
まあ、厚岸でどうなるかな…という感じでしたが、やはり厚岸でかなりの人数が下車し、まんまと窓枠のピッチが合っている座席をゲットできました。
厚岸湖の良い景色を眺めながら東に向かいます。
茶内で上りの列車と交換、釧路で一服できなかった出張の方も、ここで紫煙をくゆらせてリラックスしていましたよ。
 
この辺からだんだん空模様がおかしくなってきて、厚岸までの良い天気がウソのように雨が降ってきました。
荒涼たる風景の中を列車が進みます。
 
落石~別当賀で太平洋を望めるかな…と思いましたが、どんより鉛色の空で、水平線も良く分かりませんでした。

 
 
そして東根室駅…日本最東端の駅に到達です。
雨降りでしたので、下りて記念撮影することもなく、インスタントにも窓越し撮影としました。
 
前回ここに来たのは10年前の8月、隣の駅は「花咲」から「西和田」に変わっていました。
ここまで来たらあと僅か、根室駅に到着しました。
相変わらずの雨で、駅舎を撮るために、ほんの一瞬外に出ただけで、直ぐに駅舎に戻っています。
そもそも、上り列車(今しがたやってきた列車に乗り込むだけです。)の発車まで10分しかありませんので、急いで根室駅のキハ183-0記念入場券を購入しました。
これを買えないとエライことになります(苦笑)。

この数百円の入場券のために、釧路⇔根室の往復切符を買っています。
そのお値段、4,980円。
 
繰り返しますが、鉄道趣味は「金」を「失う」道なのです(苦笑)。
戯言言っている前に、記事を進めた方がよい?そうですよね。
でも、今日はここまでとします。