惜別・キハ183-0の旅(1)旅立ち | TENDER UNOFFICIAL BLOG -NEO-

TENDER UNOFFICIAL BLOG -NEO-

北海道の鉄道シーンを中心としたブログです。

なかなか記事を書く機会がなくて、結局休みも終わるこの時間です。
取り敢えず、札幌を出発することにしましょうかね(苦笑)。
 
出発は、釧路への朝一番列車である特急スーパーおおぞら1号で。
この時間は、各方面に行く特急列車が入ってきますので、見ていて楽しいですよね。
スーパーおおぞらに先発すること7分、函館行スーパー北斗4号が出て行けば、稚内行きの宗谷が入線、そしてスーパーおおぞらの隣のホームからは、網走行オホーツク1号が発車していく…と、全く飽きない時間です。
 
オホーツク、明日乗るから待ってろよ!なんて。
・・・オホーツクじゃなくて、大雪ですけどね(苦笑)。
 
定刻の7時にスーパーおおぞら1号は札幌を発車します。
天気が良くなって、絶好の旅立ち日和となりました。
 
気が付けば、車内放送は日本語、英語の他に中国語の放送まで入っていました。
でも、どうなんでしょうね…「この列車は特急スーパーおおぞら1号釧路行です」の中訳が「本次列車是特急SUPER大空、開往釧路站…」なんてやっているのですが、「特急」は中国語で「特快(タークワイ)」でしょうし(とっきゅうの読みは中国語です)、「おおぞら」は素直に「OZORA」で良さそうですけどねぇ…。
・・・これで中国のお客さんが分かればいいですが、列車名はあくまで固有名詞ですから、わざわざ「大空(中国語読みで「ダーコン」と発音します)」ってしなくてもいいのに(笑)。
指定席をそのまま中国語読み(中国語では「対号座」)とか、色々気になるところはありましたが、それはまあそれとして。
 
南千歳からは石勝線に入ります。
誤乗防止の案内がずいぶん流れていましたが、新千歳空港駅を大改造したら、こんなことはなくなるのでしょうね。
 
スーパーおおぞら1号は、追分、新夕張、占冠は通過、一気にトマムまで到達、新狩勝トンネルを越えればいよいよ十勝路へ。
新得では、タラコになったキハ40-1749が待っていてくれました。

ここまで来たら帯広まではあと30分足らず…というわけで、あっという間に帯広に着きました。

帯広では、早速キハ183-0記念入場券を購入します。
冷静に考えれば、たかだか数百円のために、3万円以上の旅費を出しているわけですから、酔狂と言えば酔狂ですよね(苦笑)。
まあ、今しかできないわけですからやってしまいます。
 
こういうのは考え始めたらいけません…普通なら「そもそもこのテの企画はやらない」が正解ですから。
鉄道趣味はやはり「金」を「失う」道なのです(笑)。
 
帯広では約2時間のインターバル、駅から国道38号線の間の郵便局で旅行貯金をしていきます。
旅に出ると、よく歩くので健康には多少良いかもしれませんね。
2時間で8km以上歩いて7局回りました。
 
再び帯広駅に戻り、特急スーパーおおぞら3号に乗車します。

お昼ごはんは、帯広駅弁のぶたはげ「豚丼」です。

コメにビール…あんまり健康に良くはありませんが、旅らしいご飯ということで。
8km歩いたのが、元の木阿弥でしょうか…。