オホーツク1号の前面展望です。(3) | TENDER UNOFFICIAL BLOG -NEO-

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北海道の鉄道シーンを中心としたブログです。

遠軽という目的地に着く前に、まだ列車の旅が終わっていません(笑)。
・・・というわけで、旭川を3分ほど停車した後、石北本線に入っていきます。
相変わらず、上川盆地は雨降りです。
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旭川四条、新旭川と通過し、いよいよ宗谷本線と分岐します。
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・・・ここで、ビール効果のため、居眠りしてしまいました。
上りのオホーツク2号とはどこですれ違ったんでしょうかね…?
気が付けば上川駅、外国人のお客さんが乗って来て、1号車指定席はどの2人がけシートにもお客さんが乗っている状況となりました。
ちなみに、友人の指定席は私の後ろの16A。
敢えて前後に指定席を取り、他のお客さんが来なければボックスシートとして使ってやろうという魂胆でありました。
結局、そんなことせずに、最後まで最前列かぶりつきだったのはご愛敬(笑)。

列車は人里離れた場所を上っていきます。
ここは中越信号場ですね。
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続いて、道内JR最高地点の上越(かみこし)信号場です。
何故かこの信号場で、キハ54と交換しました!
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営業列車ではないんですよね…どういう運用なんでしょう。
定期運用ならば、せっかくですから営業運転にすれば18きっぷ利用者は助かるんでしょうが。

列車に並行して旭川紋別自動車道の高架橋…こんなんできたら、余計列車の乗客減りますわな(苦笑)。
特急オホーツクも先が思いやられます。
そうでなくても、路線自体が老朽化していて、補修に●億円とかかかるんでしょうね。
当然ながらJR北海道単独ではやる気なし、と。

閑話休題。
列車は北見峠を越えて、オホーツク総合振興局管内に入ってきます。
白滝駅に停車、次の丸瀬布で上りの特急大雪2号と交換なのですが、この駅には運転停車のみ。
別の列車では客扱いもしているわけですから、ここも停車扱いでいいと思うんですけどね…。
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などと言っているうちに約3時間半の旅はあっという間に過ぎ、遠軽駅に近づいてきました。
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ホームに降りて、一目散に反対ホームに渡るべく、跨線橋を駆け上がります。
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せっかくですから、ちゃんとお見送りしませんと。
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列車の発車を見送り、しばし駅見学とします。
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今はなき名寄本線の案内も。
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こちらは旧遠軽機関区のターンテーブルです。
・・・去年もキロハ乗りに来た時に見たでしょ!ってセルフツッコミ。
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駅そばのスタンドですが、情報によれば令和入りしてから店主がお亡くなりになったとか…。
もう幻の駅そばになっちゃったんですね(合掌)。
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切符に無効印を押してもらい、ようやく改札を抜けます。
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ここからは、いよいよ廃線ウォーキング…
今回は旧湧網線(もはや漢字が一発変換しません。)の佐呂間から常呂まで2日かけて歩く予定です。
ところが、遠軽から佐呂間までは土曜日の公共交通機関がありません。
平日であれば佐呂間町ふれあいバスが一日3便出ていて、遠軽で食事をしてから乗ると丁度いい感じの時間になるのですが、残念ながら運休ということで、遠軽駅前からタクシーに乗り、佐呂間町の中心部に向かいます。

遠軽から乗ったのは私と友人の2人ですが、隣の安国駅から2人増結(上り特快きたみで敢えて安国駅下車!)の上、佐呂間町に向かいました。
意外…と言えば意外、それなりに距離はあるのですが、4人乗車なので一人当たり2,000円強で目的地に到着しています。
都会で酔ってタクシーに乗ったら諭吉一枚くらい簡単に吹っ飛びますが(苦笑)。

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