2023年12月に当時27歳で、卵巣がんの宣告を受けた、ごく普通の28歳会社員です!
自分の経験やその時の気持ちを残しておくために、ブログを書いてます!
ここからは、卵巣がんが見つかるまでの経緯について、お話していきたいと思います、、、!
当時の体力や体調について
毎年みんなと同じように健康診断を受け、
婦人科検診も含めて、検査を受けておりましたが、検査はいつもA判定、異常なし。
小学校から高校までバレーボール、大学ではダンスをしており、
社会人になってからも、社会人のバレーボールチームに参加したり、ヨガやピラティスをしたり、、、
周りの友人と比較すると、体力にも自信があり、
運動や食事にも気を使っている方で、人並みに風邪はひくものの、
ありがたいことに、大きな病気や手術とは無縁の生活を送っていました。
低用量ピルの服用
2022/6
卵巣がんが発覚する約1年半前、
私は友人の勧めで、低用量ピルを処方してもらうために、
近くの婦人科クリニックを受診しました。
周りでも低用量ピルを服用している子が多くなり、
年々重くなる生理痛や生理の量が軽くなるメリットや、
生理のタイミングをコントロールできることに魅力を感じ、
自分も服用したいと、婦人科クリニックを受診することにしたのです。
(※後で先生に聞いたことですが、生理痛が重くなることなどは卵巣がんの初期症状とは関係ないそうです)
この時は、内診や問診をして特に問題がなかったため、
ピルを処方してもらい、そのまま帰宅し服用。
その後の検診にも問題は起きなかったため、
ピルが少なくなれば病院を受診してピルを処方してもらう、という流れが1年ほど続きました。
激しい生理痛
2023/6
そんな生活が続いて約1年経ったころ、
ピルを服用しているはずなのに、歩けないほどの生理痛に襲われました、、、
ピルを服用したことのある方ならわかるかと思いますが、
ピルを服用することで、生理痛はかなり和らぐため、
歩けないほどの生理痛になることは、これまで全くありませんでした。
ですが、それも1日たてば収まり、普段の生活に戻ったため、
「次ピルをもらいに行くときに、先生に診てもらおう」という程度にしか考えていませんでした。
これも後でわかったことですが、
この症状は卵巣がんの初期症状とは関係ないらしいのですが、
これがきっかけで、クリニックで検査をすることになったため、
なにか体がSOSを出していたのかなぁと思います、、、
卵巣のうしゅの発見
2023/7/15
歩けないほどの生理痛を体験してから1か月ほどたち、
ピルの残りが少なくなったため、婦人科クリニックをいつも通り受診しました。
そして問診で先生に前回の生理痛を相談すると、
一度内診をしてみましょう、ということに。
そこで先生に言われたのが、
「少し卵巣が腫れてますね、、」
とのこと。
胸騒ぎがしました。
「腫れてるとどうなるんですか?」
と、聞くと、
「卵巣に腫瘍がある状態なんですが、悪性だとがんになります。
ピルを服用していることや、年齢も考えると、良性の可能性が高いと思うけど、、、」
「去年(ピル服用開始時)はなかったから、1年で大きくなったと考えると少し不安ですね、、、。
紹介状を書くので、念のため大きな病院で検査をしてもらってください。」
この時の腫瘍のサイズは
右27㎜、左52㎜。
通常の卵巣のサイズは20㎜程なので、
特に左が腫れている状況でしたが、右側も少し腫れているかもしれないとのこと。
頭がパニックになりました。
「がんの疑いがある」ということで頭の中がいっぱいになり、
家までは泣きながら帰りました。
その日は、お付き合いしている彼とそのあと合流し、
花火を見に行こうと約束をしていたので、こんな暗い話をするわけにもいかず、
帰り道や帰ってから話そうと思っていました、、、
ですが、頭の中は先生に言われた言葉でいっぱい、、、
気持ちが抑えきれず、電車の中、彼の前で泣いてしまったことを覚えています、、、、
彼は、
「まだ決まったわけじゃないんだから。
検査受けるまで分からないし、前向きに考えよう?」と
声をかけてくれ、気持ちを少し落ち着かせることができました。
そのあとは、取り急ぎ総合病院の予約を取って終了。
検査をするまで、まだわからない!
と、総合病院に行くまでは前向きに考えて過ごすようにしていました。