(2022.11)北海道へ まんぷくサロベツ号乗車の旅 (きっぷ入手編) | よっちの鉄道旅ブログ

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愛知県出身なので東海地方中心にお送りします。
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きっぷ入手編

 

9月にノースレインボーエクスプレス使用の

ニセコ号に乗りに行ったばかりですが、

11月にまた行ってきました。

 

というのも

ノースレインボーエクスプレスが引退するのに伴い

11月の毎週末を中心にメモリアル運転(リバイバル運転)をすると

JR北海道が発表しました。

ラストラン(2023年4月)は旅行会社の貸し切り運行のため、

11月の運行が駅できっぷを購入できる最後の一般販売となりました。

僕の仕事のスケジュール的に一番乗りたかった「まんぷくサロベツ号(札幌⇔稚内)」

に乗れることができるスケジュールでした。

 

問題はきっぷが手に入るか

 

9月に20日間ほど運行したニセコ号でさえ先頭車両は即満席という状況

 

運試し的な感じで10時打ちへ行きました。

ニセコ号の時にすぐには埋まらなかった前から2列目の通路側

この席一択で10時打ちしてもらいました。

なお、僕と同じようにこの席狙いのライバルがいるかもしれないし、

席はどこでもいいという人が大半だと思うので、

その人たちの席の割り振りが僕の狙いの席に充てられるかもしれません。

と考えると相当な確率。

 

駅には9時20分ぐらいに到着。 夜勤帰りに直行です。

先客はおらず。

JR東海は10時打ちをしないと寝台列車末期になりましたが、

現在は窓口が空ていてればやってくれます。

事前受付(10時に本人がいないの)はしてくれません。

 

あらかじめマルスに内容を打ち込んでくれました。

待っている間、「この列車珍しいんですか?」とか

「人気列車なら席番指定ではないほうがいいのでは?」とか聞いてきましたが、

引退間近でかなりの人気列車、先頭の方でないと意味がないと伝えました。

(前面展望撮影目当てなので先頭の方でないとダメです)

 

多分久しぶりのレア列車の10時打ちなのか駅員さんがマルスの前に集まってきました。

後ろの駅員さんが時報を鳴らしてくれ準備万端。

ちなみに11月12日に札幌→稚内の運行で1本限りです。

駅員さんは入力が間違っていないか別日の同列車で確認したりしますが、

それができない!

入力内容が間違ってたら終わりという状況。

(でも、発信ボタンを押して「発売前です」と出たら合っているって確認もできたはず)

 

運命の10時00分

この駅員さんは10時に一発発信ボタンを押す人でした。

個人的に連打してくれたほうが取れやすい気がします。

 

駅員「取れました」  サラッと言ってきました。

僕「(マジか!!)」

駅員さんはこれ普通に取れるんじゃね? 的な反応だったので、

僕はすぐに「シートマップ見てください」と言いました。

すぐに見てもらうと先頭車両どころか "全席満席"

ここで駅員さんにどれだけレアか伝わり周りの駅員さん含め歓声とどよめきが上がりました。

この激戦で2列目がゲットできるなんて チョーー-運がいいと思います。

 

「明日は復路の分の10時打ちに来ます!」といい帰りました。

 

 

12日分は10時打ちする人が居なかったため

翌日の11月13日 稚内→札幌 (復路)の分は

前日より20分遅い9時40分ぐらいに駅へ向かいました。

すると1人窓口の横に立っています。

 

 まさか・・・

 

窓口に行き10時打ちしてほしいんですけどというと

「すでにいますのでお並びください」

 

 終わった・・・

 

僕より早くから並んでいたなんてどんな珍しい列車なんだ!

気になったので聞いてみました。

僕「珍しい列車ですか?」

客「えっ? いや、新幹線です」

僕「・・・。そうですか・・・。(唖然)」

申込用紙を見るとやまびこ号でした。

「そんなの10時打ちじゃなくてもゲットできるでしょ」と心の中でつぶやきました。

 

客「珍しい列車ですか?」

と僕と同じ質問をしてきました。

よし! これを利用して「お先にどうぞ」と言ってもらおう作戦だ!

僕「引退する列車で すごくレアな列車で10時ジャストでも取れるか取れないかなんです」

僕「受付2番目なので無理だと思いますがせっかく来たので・・・」

(お先にどうぞと言うか!?)

客「あぁ、そうですか」

 

 終了ー---。

 

そうこうしている間に後ろに2人並んでいました。

昨日の独占は何だったんだ。

9時50分になり並んでいる人の申し込用紙の受付を開始しました。

ここで、駅員さんは僕の「まんぷくサロベツ号」の存在を初めて認識しました。

 

そして10時です。

僕は2番目なので99.9%取れないのわかっていますので

まったくドキドキしない10時打ちでした。

とりあえず並んでいる人全員のきっぷ情報を発信

全員分終わってから一番の人から窓口に行き支払いです。

一番の人(新幹線)は当たり前ですがゲットできています。

そして、2番目の僕が呼ばれました。

ここで駅員のまさかの一言が!

前日の駅員さんも何人か居て情報が回っていたのか

駅員「(小声で)実は一番にやったんですけど・・・」

なんと新幹線は確実に取れるのわかっていたのか

まんぷくサロベツ号を一番にやってくれたのでした。

これなら取れたでしょ!

 

駅員「・・・取れませんでした」

どっちみちダメだったんかーい!!

 

すぐにシートマップを見てもらいましたが全席満席

 

ガーン

 

人気列車でも発売開始から20分間ぐらいは空席が結構出ます。

 

 

でも、本命の往路が取れたし

どうせ転売屋がヤフオクに出すでしょ。

 

 

数日後、予想通りヤフオクに何枚も出品されています。

なるべく前列がいいですが、中間車の通路側がほとんど。

そんな中、先頭最前列が出品されました。

正真正銘の前展望 最前列です!

当初20万までなら出すと考えていましたが、

いざ出品されると7万までなら出すと下方修正

意外と人気ないのか2人で競いました。

そして、2万で落札

たったの2万です。

他の人からしたら2万も出したのかよと思う人もいるかもしれませんが、

僕からしたら たったの2万で最前列です。

定価の6倍ですが、元が安すぎます。

 

席番はきっぷが送られてくるまでわかりませんでしたが、

一番ここだけは嫌だなぁというのが運転士の真後ろ(窓側)

なんとそこでした。

最前列で一番人気がないこの席。

出品者になぜこの席を10時打ちしたのか聞いてみました。

「一番取りやすいから」

やっぱり。

前面展望撮影しなければ眺望は悪くないのですが、

撮影となると運転士が壁になってしまいます。

なるべく通路側の人の方にカメラを置かせてもらうしかありません。

 

ということで、往復ゲット。

 

乗車券は札幌⇔稚内の往復で 15,840円

ちょうどその頃、格安のフリー切符「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」が発売中

6日間特急も乗り放題で12,000円

ただし、道内でしか買えないため9月同様ヤフオク利用。

13,500円ほどで購入しました。

9月は北海道発送だったので苫小牧郵便局で受け取りましたが

今回は東京発送だったので自宅に送ってもらいました。

フリー切符は十分元が取れます。

なお、2日間余ったので、旅行中にヤフオクに出品し5,000円で売りました。

なので札幌→稚内 実質8,500円で旅ができました。

 

次回いよいよ旅行編をお送りします。

 

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