顔合わせ
先日、新バンドの顔合わせをした。
と、いっても、ベースの人が変わっただけで、ドラムのKさんとよしんどはそのままである。
場所は駅前のコーヒー店だったのだが、案内された席が、前任のベースの人と顔合わせをした席と同じ席だった!
「うーん、またここかあ。今度は体調を崩さないようにしなきゃいかんな。」と、よしんどは思った。
ベースの人に知っておいてもらいたかったのは、よしんどの持病が悪化した場合、「よしんど待ち」をしてもらうこともありえるよ、ということがひとつ。
それと、再度、持病が悪化することがあったとしても、よしんどは、「エリック・クラプトンの年齢までバンドを続けたい」という気持ちを持っていることも伝えておきたかった。
エリック・クラプトンは現在65歳である。よしんどより20歳以上年上だ。その年齢になっても、ずっと音楽をプレイしたいと思い続けていることに、よしんどは感心し、尊敬もしている。
よしんどは「音楽をプレイすること」で救われてきた。それをあきらめたとき、よしんどの病状が回復することはなくなるだろう。
「その年齢まで、よしんどに引きずり込まれているかもよ」と、ベースの人に言ったら、ちょっとビックリしていた。
そりゃそうだ。初めて会った人にそんなこと言われたらね。
とりあえず、また新たな一歩を踏み出せたのかな。
神様が降りてきた・・・
よしんどは、持病があって、悪化するとバンド活動が出来なくなるときがある。
回復に結構な期間がかかるので、数ヶ月「よしんど待ち」をしてもらうことが以前にあった。
前回(今回?)、また悪化したのは2008年の春で、それまでやっていたバンドのメンバーには「よしんど待ち」をしてもらうことになった。
ところが、今回は、数ヶ月どころか、回復するのに1年もかかってしまった。1年もバンドをやらなかったのは初めてだ。
その間に、ベースの人が転勤になってしまい、残念ながらそのバンドはポシャってしまった。
それから数ヶ月、体調も低空飛行のままで、メンバー探しをする気力もなかなか起きなかった。
ところが、先日久しぶりに「WITH9」という「バンドメンバー募集のためのホームページ」を見てみたら、よしんど宛にメッセージが入っていた。(よしんどは「ベースのメンバー募集」の記事を載せることだけはやっていた。)普通ならメッセージが入った時点で、よしんどに連絡メールが来るのだが、全然気がつかなかった。
メッセージの日付を見ると、2ヶ月ぐらい前のものだった。あわてて、そのメッセージに返事をした。
よしんどは、その時「音楽の神様が降りてきたな・・・」と感じた。
「もうそろそろ復活のチャンスを与えてあげよう。お前には音楽をやること以外に能がないだろ?」と言われている気がした。
「はい、その通りです。がんばります。」
KC君の再就職
このブログの中で、よく出てくる「KC君」は、よしんどの中学時代からの親友である。
お互い隠し事はないし、よしんどの嫁さん以上に、よしんどを理解している人かもしれない。
彼はまじめで、頭の回転が速く、ウィットに富んでいて、ギターも弾ける魅力的な男である。
人に嫌われる要素はない、と思っている。
そんな彼が、去年の3月リストラされた。
40代の始めで、今まで20年以上、働いてきたのに、いきなり「チョン」である。
今回の不況の波は、まじめに働いている人をも飲み込んでしまう、その恐ろしさに身震いした。
よしんどだったら、立ち直れなかったかもしれない。
彼は、そもそもが、前向きで根性のある性格なので(よしんどとは正反対)、再就職に有利になるような資格を取ろうと勉強し始めた。
3つの資格を取り、再就職活動にがんばっていた。
先日彼からメールが来た。内容は「内定もらった!」であった。職種は、「老人介護のヘルパー」さんである。
今までとは、まるで違う職種だが、これからの高齢化社会には必要不可欠な職業である。
メールをもらった日に、彼が、よしんどを訪ねて来たので「おめでとう!」を言った。
すでに彼は、将来のビジョンを持っていて、前を向いて取り組んでいこうという気持ちになっていた。
「これからはジジ・ババに喜んでもらえるヘルパーになりたい。」と、言っていた。
人間相手だから、思ったようにならないこともあるだろうけど、お前なら出来るよ!
縁(バンド編)
「バンド」というものは、「縁」で成り立っている気がする。
当然だが、バンドは1人では出来ない。
25年以上もバンドを何らかの形で続けられているのも、ボーカル、ベース、ドラムなどのパートの人に、「縁あって」何人もの人と知り合うことが出来たからだ、と思っている。
これだけの長い期間バンドをやっていると、いろんな「出会い」や「別れ(一時的なものも含む)」があった。
「一緒にバンドを出来なくなった人」とは、なかなか連絡も取れなくなり、自然消滅みたいに付き合いが無くなってしまうことがけっこうあった。
一緒にバンドを出来なくなった理由で、一番多いのは「仕事の関係」で、勤務形態が変わったり、転勤することになったりで続けられなくなるパターン。
次に多いのは「家族の関係」で、子供が生まれたので自由な時間がとれなくなったとか、結婚した相手がバンドを続けることに理解がなかった(これにはびっくりした。交際している段階でわかることだと思うが・・・)とかのパターン。
後は、バンドに情熱をもてなくなったとか、本人が行方不明になった(!)とか、様々である。
よしんどは「バンドを離れたのだから、付き合いそのものも、はい、おしまい!」とはしたくない。
何らかの形で付き合いがあれば、将来、また一緒にバンドが出来るようになったり、ライブの時にお手伝いしてもらえたり、一緒に酒を飲んで音楽談義に花を咲かせたりできる。そういうつながりの方がずっと大切なことだと思う。
せっかく与えてもらった「縁」なのだから「バンドだけのつながり」としてだけでなく、「音楽仲間」または「友人」として、長く生かしていきたいと、よしんどは思っている。
ブラスバンド定期演奏会
前にも書いたことがあるが、よしんどの嫁さんは、会社のブラスバンド部の「パーカッション」(打楽器)担当である。
今回の定期演奏会は、会社創設130周年記念のイベントの一つになっているので、会社から少々のお金も出ているらしく、いつもの演奏会とちょっと違う変なプレッシャーがあるらしい。しかも、来月に演奏会が迫っているので、大変だ。
部員のみなさんは、土日しか集まれないので、休日返上でがんばっている。何とか時間をやりくりして集まっている。
よしんどの嫁さんも、「仕事」と「家庭」、加えて「ブラバン」をなんとかこなしているので、「ブラバンもしくはみんなと演奏すること」がよほど好きなんだろう。
よしんどがそんな生活をしたら、「クルクルパー」になって、あっという間に「病院行き」だろう。
パーカッションの練習は、自宅ではほとんどできない。単に叩くだけの太鼓のようなものだったら、練習用パッドで練習できるが、音階のついた鉄琴、木琴のようなものは自宅では無理なので、よしんどが20年前に買ったポータブルキーボードを使って練習している。
どこからそんなエネルギーがわいてくるのか、よしんどには、よくわからない。「みんなと一緒に演奏する」という快感を、もういちど味わいたい、という気持ちがエネルギーになってがんばれるのだろう。
このがんばって練習しよう、という気持ちが、折れないようにと、よしんどは祈るばかりだ。
体をこわしては元も子もないので、無理せずがんばれ!