大阪にありますシネマート心斎橋という映画館で韓国映画を見ました。
「リトルフォレスト 春夏秋冬」
日本の五十嵐大介の漫画「リトルフォレスト」が原作の映画です。日本でも、2014年に映画化されました。この時は、NHK連続ドラマ「あまちゃん」で一躍有名になった橋本愛が主演を勤めています。
大都市ソウルでのストレスの多い生活に疲れ、田舎の集落にもどり、自給自足の生活を送る女性の姿を描いています。故郷に戻った彼女は旧友と再会し、自ら育てた野菜や、山や野原で採取した野草などで食事をつくり、食する。そんな生活をする中で季節は冬から春、そして夏、秋、冬とめぐっていきます。
そんな主人公を務めるのが、「お嬢さん」や「1987」で活躍したキム テリ。今後が楽しみな女優ですね。
映画はともかく健康的でおいしそうな野菜がたっぷり。とれたてキャベツをたっぷり使ったお好み焼きや、色鮮やかな食用の花びらを散らしたパスタ、とれたてのトマト、手製マッコリ、白さが引き立つコンククス、トッポッキなど、素朴ながらステキな料理が並んでいます。
日本版の舞台は岩手県奥州市衣川区でしたが、韓国版は忠清南道堤川市。両方とも素晴らしい自然のところで知られています。両方ともみて、描き方の違いなどを感じて見るのもいいかも知れません、自然の恵みのありがたさに感謝するとともに、食の自立の必要性を感じます。見ているうちに無性にご飯が食べたくなる映画です。お腹を空かしていくともっとおいしく鑑賞できる映画だと思います。
リトルフォレスト 春夏秋冬 予告編
https://www.youtube.com/watch?v=ByDF9XqUrgo