高熱 | 難治性慢性疼痛の毎日(線維筋痛症と複合性局所疼痛症候群)Byアキ

難治性慢性疼痛の毎日(線維筋痛症と複合性局所疼痛症候群)Byアキ

2012年、線維筋痛症と複合性局所疼痛症候群を発症、それよりも前にデパス&ソラナックス&ロヒプノールを服用していた。病気発症に心当たりがないためこれら症状はベンゾ薬害だと私は断定。2019年、旦那と死別



予定では今週始めに自宅に帰ることにしていた殿方。


しかしその予定日当日、朝起きてきた殿方が体調が悪いと宣った。


急に暑くなってきたこともあるし、移動中に倒れられても困るしで


私『自宅に帰るの、もう少し様子見したら?』


と進言すると


殿方『すまないけどそうするわ』


というわけで、もう少し我が家にいることになった。


あとになって『まさか仮病じゃないよね?』なんて思わなくもなかったが、そこまで疑うとキリがない。


その日は寝たり起きたりを繰り返していた殿方だった。


ネガティブネガティブネガティブ


そして昨日のこと。


昨日の午前中はヘルパーさんが来る予定があったので、殿方には1時間ほど外出してもらうことに。


毎回そうなのだけど、誰かしら来る時はそうやって席を外してもらってる。


殿方はその間どうしてるのかというと、近場で買い物したり、コンビニのイートインにいたり、マンション1階にある談話室みたいなところで座ってたりと、色んな過ごし方をするそうだ。


昨日の殿方は、特に買い物の用事も無いとの事で、談話室で待ってもらうことにした。


予定通りヘルパーさんが終わり『終わりました』と連絡すると直ぐに帰ってきた殿方だった。


しかし帰ってきた殿方が開口一番


殿方『急に体調が悪くなってきた』


と宣ったので


私『えぇ!?とりあえず布団敷くから横になってよ!』


と布団を敷くことに。


どことなく顔が青ざめている殿方。これはただ事ではないと察知したのであった。


そこでふと思い立つ。


私『念の為に熱を測ってみる?』


殿方『おぅ、そうするわ。悪いな』


待つこと十数秒。


私『えぇ!?熱がある!37度2分!』


殿方の平熱は36度あるかどうかってくらい低いので、37度2分もあれば立派な発熱だ。


とにかく横になるよう促して1時間ほど寝た殿方だった。


ふとん1ふとん1ふとん1


1時間後、トイレに起きてきた殿方。


その様子を見ている限りは、足取りはしっかりしている模様。


トイレを済ませた殿方が再度横になるタイミングで再度熱を測ってもらった。


私『えぇぇ!38度4分もある!』


殿方『嘘つくなよw未だかつてそんな高熱出たことないわw』


私『嘘だと思うなら体温計見てみなよ!』


殿方『(メガネをかけて体温計を見て)…ホントだ…』


私『咳は?喉の痛みは?鼻水は?』


殿方『なんも無い。全く問題無い』


私『じゃあ風邪とは違うね。病院行ける?もしかしてまた胆嚢炎が再発したのかもよ?それとか、脱水症状からの腎不全からの敗血症の一歩手前とか!』


殿方『イヤだ!行かない!』


私『行かないと言われても、このまま熱が下がらなかったらどうするのよ?明日もまた人は来るんだよ?』


殿方『…どうもしない…』


私『(こりゃまともに聞く耳持ってないな)それならさ、一か八か、抗生剤飲んでみる?もうそれしかないよ?』


殿方『…うん…』


という訳で、殿方にしてみれば64年も生きてきて初めての38度以上の発熱体験なのであった。


本当はいけないのだけど、病院に行きたくない、けれど高熱を出しているという殿方をほっとく訳にもいかず、手持ちの抗生剤を服用させた。


これで何かあってももう仕方ない。私も怒られる覚悟よ。


ぼけーぼけーぼけー


それからは、私も昼寝もしていなかったので寝ることにした。昨日の私は生理痛地獄だったので、とにかく寝ないと身体が持たず。


殿方の発熱で気疲れしたのか寝付きは悪かったが、寝てしまえば熟睡してしまったのか、起きたら夕方5時になるところだった。


目が覚めると殿方は既に起きていて、呑気にテレビを観ていた。


私『体調はどうなの?熱は?熱測ろう』


殿方『(熱を測る)』


私『えぇ!37度2分?完全にとまではいかないけども、すっかり下がってるね!』


殿方『(無言でニタァ)』


私『食事は?食欲あるの?』


殿方『あまり(食欲)無いな…』


私『そりゃあつい何時間か前まで高熱があったんだから、本調子じゃないよね』


抗生剤が効くってことは、身体のどこかが炎症を起こしている証拠。


なのにどうあっても病院に行かないなんて、今後どうするのよ…。