昨日のブログの中で、殿方が我が家に来るまでの2週間は殆ど横になって過ごしてたと書いた。
普段元気な時は昼寝なんて滅多にしなかった殿方なので、やっぱり身体が相当に辛かったんだろうと思う。
我が家に来て4日目の昨日も、午前中と午後、そして夕方にも横にならないと身体が辛いと言い出す始末。
一旦横になると1～2時間は眠っているようだ。
決して睡眠不足とかではない。本当に辛いんだと思う。
日中も我慢しながら椅子に座っている様子がありありと分かる。
そもそもまだまだ顔色も悪いしね。
そんな殿方を見ていて段々不安になる私がいた。
今日にでもまた自宅に戻ることになっていたからだ。
本当は昨日戻るはずだったんだけどあいにくの雨。
戻るのを今日に設定していた。
しかしだ。上記でも述べたように、この人を一人きりにして本当に大丈夫なんだろうか？と不安になった。
明らかに普通ではない体調。常に胃が云々と、胃の不快感や痛さを訴える、肝臓の裏側が痛いと宣う。
そして何よりも、明らかに弱気になっている殿方。
かと言って『それなら病院へ』とはならない殿方。
前回の入院でそんなに嫌な思いをしたんだろうか？
絶食がそんなに耐えられなかったの？
あんまりしつこく聞いても嫌な顔されるだけなので何も言わずにいるが、傍で見守る私としては気が気ではない。
私は私でストレス溜まることこの上ない。
殿方『ありがとう、すまんな』
私が何かやってあげる度にそう言うようになった殿方。
続けて
殿方『本当は自分でやらなきゃならないのに、こんな身体で俺が情けないばっかりに』
と、しおらしいことを宣う。
『そう思うならとっとと治療再開させろや💢』とも思うが、ここで争っても意味が無い。
ここはひとつ、本人をその気(治療再開)にさせてやればいいのではないか？とも思う。
その為にはどうするのが一番なのか、それはまだ分からんが。
私が『こんなにも貴方のことを思って、そして心配してるのよ』と伝えれば良いのか？
うーむ…
とまぁ、ごちゃごちゃ書いてきたが、心配なものは心配なので、それならいっその事このまま我が家にいてもらおうと切り出した。
昨日の午後のことである。
私『あのさ、明日晴れたら自宅に戻ると言ってたけどさ』
殿方『うん、それがどうかしたか？』
私『うん、やっぱりさ、ここ数日の様子を見てて、とても一人にはしておけないと思ってさ』
殿方『………それで？(何を言い出すのか…(； ･`д･´)ｺﾞｸﾘﾝｺ)』
私『うん、だからさ、戻らなきゃならない用事がないんならさ、せめて今週いっぱいはウチにいたらどうかな？』
殿方『………良いのか？(明らかに声が喜んでるw)』
私『何かやるにしても辛いでしょ？ポンコツな私だけど少しは役に立つよ』
こう言いながら『私がこうやって甘やかすからいけないんだろうな』とは思ってた。
けれど、どうしても心を鬼に出来なかった。
ここで予定通り自宅に帰ってもらって、万が一何かあれば、それはそれで激しく後悔するだろうと思ったのもあった。
『やれることはやった』と納得しないと私が参ってしまう。
それで何か起きた時は起きた時よ。あとは野となれ山となれだ。
昨日は私も体調が激悪で、私も午前中と夕方に横にならないと身体がもたなかった。
そんな中でも殿方の為にご飯炊いてあげたり洗い物は全部してあげたりと、私なりに頑張ったよ。
何が正解なのか本当のところは分からないけど、ポンコツなりにやれることはやろう。
いつかは私の想いが届くと良いな。
そして、ちゃんと治療を受けて、また前みたいに悪態ばかりつく殿方に戻ってもらいたい。