2週間ぶりの再会 | 難治性慢性疼痛の毎日(線維筋痛症と複合性局所疼痛症候群)Byアキ

難治性慢性疼痛の毎日(線維筋痛症と複合性局所疼痛症候群)Byアキ

2012年、線維筋痛症と複合性局所疼痛症候群を発症、それよりも前にデパス&ソラナックス&ロヒプノールを服用していた。病気発症に心当たりがないためこれら症状はベンゾ薬害だと私は断定。2019年、旦那と死別



このブログを更新してから天候が安定しなかったこともあり、殿方が我が家へやって来たのは昨日の午後だった。


ちょうど2週間ぶりの再会ということになる。


2週間ぶりの殿方を見て悲しくなった。


顔色は悪いしより一層ガリガリに痩せてしまっていた。


無理もない。


食べたいと思えるものがヨーグルトや牛乳らしく、そればかり食べていたと。


昨日我が家へ来たあとも、食べたものと言えば小さいカップに入ったヨーグルトを2つだけだった。


悲しい悲しい悲しい


夕方には布団を敷きパジャマに着替えた殿方。


そして問題の紙オムツ(リハビリパンツ)…。


着替える時にチラッと見たらしっかり紙オムツを履いていた。


なんだか切なくなってそれには触れずにいた。


しかも見るからにブカブカそうな紙オムツでサイズが合ってない感じだった。


いったいどんな気持ちで紙オムツを履いたんだろうね。


真顔真顔真顔


夜も更けて、寝たと思った殿方が起きてきた。


そして白湯をグビっと飲んで睡眠薬を服用してた。


私『眠れないの?グースカいびきかいてたけど?』


殿方『眠れない。寝てないよ』


私『(あのいびきはなんだったのよw)そ、そうなのね』


確かに寝ていたのに眠れないとはこれ如何に。


驚き驚き驚き


それからはぐっすり眠れたのか、先程起きてきて


殿方『あ〜よく寝た!』


と言っていた。


そりゃそうだろう。昨日の夕方から寝てたんだからさ。


しかし相変わらず顔色が良くない。


あまりヤイのヤイの言ってもまた不機嫌になるだけだろうから何も言わないでおくよ。


相変わらずな体調の私に出来ることといったら限られてくるしね。


せめて、私の事で何かを頼むということはしないでおく。


因みにいつも頼んでたことといえば


・ブロッコリーを茹でてほしい
・ブロッコリーの芯を小さくカットして茹でてほしい
・ゆで卵を作ってほしい
・トースト用のバターをカットしてほしい
・晩御飯として〇〇を買ってきてほしい


等々。だいたいが食事に関することだ。


ブロッコリーなんて捨てるところが全くないくらい全部を使うので茹でる作業がけっこう大変だ。


一時期冷凍もののブロッコリーを使ってたのだけど、どうにもカビ臭く感じて途中で止めてしまった。


でも毎朝食べたいので体調が辛くとも頑張ってせっせと茹でていた。


その役目を、殿方が来てる時はかなりの頻度で頼んでた。私も殿方に甘えてたんだよね。


これからはそういうのは自分でやろうと思う。


身体がキツい時は本当に大変だけどね。


さて、殿方。


起きてきたと思ったらまた寝転んで、ゆっくりとではあるがストレッチを始めた。


このストレッチは私が教えたもので、主に股関節の柔軟性を保つものである。


殿方は脳梗塞をやらかして以降、所謂『拘縮』らしきものが徐々に進行している様子。


歩かないでいると直ぐに固くなってしまうそうだ。


なので毎朝せっせとやるようになった。


そういうのをやるということは


『まだまだ生きたい!死にたくない!そのためには!』


なんだと思うよ。


本当にどうでも良かったら動くことすら億劫だろうから。


現在63歳の殿方。月末には64歳になる。


老け込むには早すぎる。


私としては、本当はきちんと治療を受けてほしい。


この願い、いつかは叶うだろうか?