殿方が無事運ばれてゆきその事を息子さんにも連絡、そして誰かに話を聞いてほしいと、いつもお世話になっている訪看さんにも連絡をした私だった。
誰もいなくなった我が家には、我が愛しの坊ちゃん(ミニチュアダックス17歳♂)の鳴き声だけが響いていた。
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程なくして息子さんから連絡があった。
父のことありがとうございますと。
そして、仕事なので直ぐに駆け付けるのは無理なこと、仕事の調整をしてなるべく早く病院に行くということを伝えてきた。
最近は殿方とは全然連絡を取ってなかったらしく、殿方の普段の様子が全然分からなかったと嘆いていた。
いや、毎日のように接してる私も殿方の変化には全然気付いてなかったよ?それくらい、急激なスピードで悪化していった。
心配して駆け付けると言ってくれる息子さんがいるだけでも幸せなことだよ。
私なんて、何かあっても直ぐに駆け付けられる親族など近くにおらぬ。
そういう時って誰が面倒見てくれるんだろう?そんなことも考えていた。
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それから暫く経った頃、訪看さんからも連絡があった。
連絡に気付くのが遅れてすみませんと。救急搬送されてとりあえず良かったと。
全くの私ごとなのにこうやって親身になってくれて有り難い限りだ。
一昨年夏の殿方の入院時も、殿方に代わり色々とお世話になった訪看さん。
ほんと、良い訪看さんに恵まれたよ。
それから程なくして今度は息子さんからも連絡。
殿方の容態を聞いた。
なんでも、胆嚢が炎症を起こして胆石もあるらしいとの事。
それが影響して、肝臓や腎臓の数値も悪化しているとの事だった。
要は、前回と同じく敗血症みたいなものと、あとから訪看さんに聞いた。
今出来ることは胆嚢の炎症を抑え、それから胆石を取る手術だろうと訪看さん談。
息子さんからの連絡のLINEのやり取りを訪看さんにも見せてね。
息子『父は炎症が治まるまで点滴を受けながら絶食で…退院出来るまで2週間くらいはかかりそう』
訪看『確かに胆嚢炎なら絶食ね。食事すると胆嚢が働きいつまでも炎症が治まらないから』
しかしのちにこの絶食が原因で更に大変なことになるのを、その時の私はまだ知る由もなかった。
長くなったので次回。