全国有志医師の会として初めてDNA汚染問題に言及し懸念を表明してくれたのが先週金曜日の夜だった。
代表自らがWCH日本(別で説明する)というワクチン中止を求める国際組織の声明を引用する形で懸念を表明してくれたのだ。
DNA汚染問題追求派の面々は『全国有志医師の会にどんな心境の変化があった?何があったのだ?』と不思議に思いながらもその言動を賞賛した。
『やっと懸念を表明してくれましたね。有難う御座います』
というふうに。
しかしだ。一夜明けて先週土曜日になり、突如として会の代表が真逆のことを言い出したのだ。
『DNA汚染問題はまだまだ未解明な点が多く、我々としては真実のみを追求していく』
みたいなことを。
追求派としては『え?昨夜のアレはなんだったの?昨夜から今日にかけて何が起こったの?』というふうにビックリした。
でも、何となく違和感を覚えてた私としては既定路線だった。問題発覚から半年以上放置していていきなり言及しだしたのがおかしかったから。
一旦は会が懸念を表明したことで勢いづいた問題追求派だったが、一転したことで今度は問題楽観派が勢いづくという構図。
楽観派の面々なんてmRNAワクチン(技術)の何がダメなのかなんてまるで分かってないのが殆ど。
前述した東大のN田氏の主婦ファンクラブのようだ。
しかし、そんなすったもんだがあった先週土曜日だったが、昨日日曜日、新たな展開が待ち受けていた。
前述した通り全国有志医師の会はそれぞれ地方の会で分かれている。
その中のひとつ、東北有志医師の会が昨日になって声明を出した。
『今回のDNA汚染問題は東北有志医師の会としては憂慮し懸念を表明する。全国有志医師の会の動きは不適切だ』
みたいな感じの声明をだ。
これにDNA汚染問題追求派が狂喜乱舞したのは言うまでもない。
コロナワクチンにはそういう(DNA汚染)問題を孕んでいるのだから、問題追求していくのは、懸念を表明するのは当たり前のことだとね。
それにより何が起こりうるのかの知見を集めていく努力をするのが本来のこうした会の使命だろう。
一般人なんて難しい話は分からないし論文の読み方も知らない。
そういう時に一番頼りになるのが一番身近な存在の医者ではないだろうか。
確かに、DNA汚染問題は論文化された訳でもなんでもない。
けれどその他のコロナワクチンの懸念、例えば
・LNPの毒性
・抗原であるスパイクタンパク質そのものの毒性
・抗原原罪の危険性
・抗原特異的だと思われていた免疫抑制が、実はIL10を介して抗原非特異的になり免疫全般を抑制することの危険性
・IgG4誘導からの免疫寛容
等々、沢山の懸念があり、それについては様々な人が懸念を表明しているのだが、各々論文化されていると言うだけで政府が認めた害というものはひとつもない。
その論文にしても、幾ら査読を通っていても、10年後にもその論文が残ってるのは僅か1割だという。他は誤りだったとして取り下げられる運命にある。
少し話が逸れたが、そうした害については語っても良くて、DNA汚染問題だけは『語ってはならん、話を広めるな、素人は黙ってろ』的に言うのはどう考えてもおかしい。
医療というものは先ずは『害をなすなかれ』が基本中の基本。
平たく言えば、害を及ぼしそうだと思った医療行為は、懸念された段階で先ずは止めろという意味だ。
たとえ害が表面化していなくてもだ。
それくらい、慎重すぎるくらいにならなければダメということ。
なのに、問題楽観派の連中ときたら『それ(DNA汚染)により害が出ているという証拠を出せ、遺伝子改変された人間はどこにいる?』などとめちゃくちゃなことを言う。
今現在、ワクチンによる被害が認められたものにしても『〇〇が原因の害』又は『□□により引き起こされた害』なんて認められたものなどひとつもないのにだ。
何故DNA汚染だけその証明を求める?おかしいだろう?
と、楽観派の主張することはいちいちおかしい。全く科学的ではない。ただの感情論を振り撒いているだけだ。
このちょっとした騒動はまだまだ火種が燻ってる感じがするので、何か新しい情報が入り次第、またここに記していく予定だ。