ばっかじゃね~の | マタのブログ

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サッカー・・・やら親爺の独り言

一昨日の夕刊や、イブニングニュースのローカルや

昨日の朝刊で報道されていた件。

 

岐阜県庁では敷地内禁煙なのに、タバコを吸ってる人がいて

大量19人が懲戒処分された、、というニュース。

 

 

 

 

 

 

 

 

私はタバコを吸います。

 

で、岐阜県庁と職務上深く関わっていた時期がずいぶん長く

当時、県職員から、うろ覚えではありますが

「本庁だけで3,000人くらいいるんじゃないか」と聞いていて

また、現状の日本人の喫煙率が二割弱程度ということで

岐阜県庁内には500~600人くらいの喫煙者がいるだろう、と。

 

 

 

喫煙者で、なおかつストレスフルな職務だと

「どうしても、ここで一服したい」というのは当たり前です。

勤務時間の八時間、一本も吸わずにいることが無理な人が

かなりいても不思議はありません。

 

 

 

どの法律も「喫煙を禁止」していないし

「タバコを吸う自由」は憲法で保障されています。

問題の「健康増進法」にも、「特定屋外喫煙場所」の設置が

認められています。

 

 

 

 

 

今回のニュースのような「みっともないことが起きないように」

(ニコチン依存の人が八時間も禁煙するのは絶対無理・・)

つまり、隠れてタバコを吸う人は岐阜県職員であれ

来庁する一般人であれ、そこそこ存在するに決まっているので

「喫煙可能な場所」を設置しておくのが賢明です。

 

 

 

 

 

隠れて吸って、あわてて消して、消したつもりが消えてなくて

たまたまその日は風が強かった・・・

 

と、誰しも想像するに決まっています。

(これを想像していない人は、相当頭が悪いとしか・・・)

 

 

 

 

 

また、原則「敷地内禁煙」の場合、敷地外ならいいだろうと

他人の敷地に隣接するような道路でタバコを吸われることも

容易に想像できます。

 

これで万が一、ボヤなり火事なり起きたら

「アンタのところが禁煙にするからこうなった!!」と

糾弾されること必至です。

 

 

 

 

 

今回、テレビのイブニングニュースでも取り上げられたのは

岐阜県の副知事である河合孝憲氏が自ら

「執務室で喫煙していました」と申告したことによります。

 

禁煙である県庁内で、岐阜県副知事が喫煙していた、、

というゴシップネタとしては恰好の材料だったワケです。

 

 

 

 

 

この河合副知事、、私は職務上よく知っていたのですが

私の「なんで、県職員なんかになったんですか?」に対して

プライベートなことではあるのですが語ってくれました。

 

その中で知ったのですが、河合副知事は

私の大学の先輩にあたります。

面白い人です。

県職員の中にあっては、かなり常識的な考えの人で

ユーモアがあり、公務員にありがちな固さがありません。

 

 

 

 

 

この記事の中で、個人的に「噴飯もの」だったのが

総務部長が会見で述べた

 

「県民の信頼を大きく損なうもので、誠に遺憾」

「県民の皆様に深くおわび申し上げる」

 

という文言とその行動です。

 

 

 

 

 

総務部長って、副知事の部下だろうが。

 

 

 

 

 

誰がこのニュースを見たって

「隠れてタバコを吸っていた県職員が、たったの19人??」

と思うだろうし、アンケートは49%しか戻ってないし

 

 

 

喫煙場所がないので、隠れてタバコを吸ったヤツがいました

     ↓

しっかり処分しました

副知事まで処分しました

我々すごいでしょ???!!!
 

 

        

 

 

そもそも、「隠れてタバコを吸ってるヤツがいます」

と、県職員組合が人事(総務)に密告したのでしょ?

 

 

 

 

 

組合なら、密告する前に「喫煙所の設置を嘆願しろよ」

 

と言いたくなる県民も多そうです。

小学生じゃあるまいし。

 

 

 

 

 

言葉は悪いのですが

最初にこのニュースを知った瞬間に浮かんだ言葉が・・

 

 

ばっかじゃねえの

(小学生かよ)

 

 

でした。

 

 

 

公務員のみなさんは、基本的には高学歴なのですが

いかんせん、世間とあまりにも接する機会に乏しいので

長い年月のうちに、何かがマヒしてくるようにも感じています。

 

チャンチャン