「魔女の宅急便」  と、荒井由実 | マタのブログ

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サッカー・・・やら親爺の独り言

サッカーU23のマリ戦につづいて

金曜ロードショーで「魔女の宅急便」が放送されました。

 

 

 

1989年の劇場公開以降、一体何回目の放映だったのでしょう。

 

テレビで放映される映画については

お気に入りの映画は、何度でも放映のたびに見るのですが

「魔女の宅急便」は、公開時に映画館で見て以降

おそらく一度もテレビでは見てなかったと思います。

 

1989年に、柳ヶ瀬では珍しく西柳ヶ瀬の端の方で

ストリップ劇場の真砂座よりさらに西の先の映画館で

女の子と観たのですが、暑かった時季だったと思います。

 

 

 

 

 

 

で、夕べ何十年かぶりに見て・・・

 

「ああ、パン屋で働くヤツね」と思って見始めたのですが

物語が進むにつれて何だか「???」だったのです。

 

 

初めて見たような、知らないストーリー・・・

 

 

 

 

 

えっ???

 

俺、認知入り始めてるんか??????

見たハズなのに。。。

 

 

 

そう、俺が映画館で眠ってしまうなんてありえないし

そもそも色々なことを細かく記憶しているタイプだし

一体全体、俺はどうなってしまったんだ???

 

 

 

 

 

ひとつ・・・

 

近年、新たな知識として考慮していることは

脳科学の急速な進展で明らかにされてきたことの中で

脳は「容量確保」のために記憶を消去しているという事実。

 

その消去作業の際の副産物が「夢」であるということ。

 

 

 

 

 

前々から、お気に入りの映画は

何十回見ても、そのたびに新鮮に感動する、ということ。

 

ストーリーを熟知しているにもかかわらず

見るたびに新鮮に感動できるのは、部分部分で

記憶が消去されているからだろうか、、とも。

 

 

 

で、脳が「記憶すべし」と振り分けする際のマーキングが

「感動をともなった出来事」と「そうでないこと」で

感動しなかったことについては無用と判断。

 

 

 

 

 

そういう前提であるならば・・・

 

「魔女と宅急便」という映画は、あまりにも平和。

登場人物も出来事もどれもこれもディズニーランドのように

安全で平和。子供の夢の国のように安心な世界。

 

「あたし、このパイきらいなのよね」と

おばあさんが作ったニシンパイに言った女の子でさえ

素直な正直者で、後で車からキキに声をかけていたような。

 

 

 

 

 

だから、琴線にふれなかったのでは?と思っています。

 

 

 

 

 

も、一つ。

 

主題歌になっていたのが荒井由実の「やさしさに包まれて」

で、この曲は荒井由実リアル世代の身からすれば

荒井由実の本質からはズレているメジャーの曲かと。

(ルージュの伝言も、、久石譲はいいんだけどね)

 

荒井由実の荒井由実たる曲は

「曇り空」「ベルベットイースター」「雨の街を」

などの、どこかにコンプレックスを抱えた思春期特有の

十代の青い感覚の曲だと思っているので、その点でも

心に残りづらかったのだろうと感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

昔々、はるか昔の若かった頃、色々な女の子たちから

色々なものを、色々といただいていました。