もう、十月が終わって十一月になろうとしています。
現在、大学四年生の就職活動は10月2日(月)に終了しました。
(10月1日が日曜日だったため)
我々の時代は、11月1日が内定式だったのでひと月早いですね。
で、ここにいたるまでの約一年間、つまり大学三年生においては
今頃が「就職活動の真っ只中」ということです。
おそらくは、夏季休暇中(大学生の夏休みは異常に長い)に
あちこちの会社のインターンや会社訪問に参加し始めて
そこでライバルたちの学歴レベルや実力を垣間見て
かなり「焦り」が本格化してくる頃でしょう。
進学した大学によって、周囲の生徒の意識がずいぶん違うので
就活に関する現実的な情報量に雲泥の差があります。
その会社が求める学歴レベルより低い大学の学生たちは
「我々なんか、相手にもしてもらえない」という現実に直面・・
このあたりについては、、、
朝井リョウの「何者」がとてもリアルです。
(三男の就活前に文庫本を渡しました)
学歴がよくても、どこからも内定がもらえないタイプも
けっこう多いのです。(学歴に見合った企業のどこからも・・)
私は、面接・採用する側だったのでよく分かっていますが
おそらく本人たちは「自分のどこが嫌われるのか?」が
さっぱり分かっていなくて混乱していると思います。
そういうタイプの若者には
この小説は、ほんの少し、、ヒントになるかもしれません。
「ヒントになった!」と実感した学生は
おそらく、もう大丈夫かもしれません。
大学三年生の就活は、今頃から来年の五月中旬頃までが
勝負どころですね。