私は、カトリックの家に生まれ、カトリック教徒として育ちました。
幼児洗礼を受け、はなこという本名(←うそ)以外にもちゃんと洗礼名を持っています。
親がというよりは、島全体が熱心だったため、私たち島の子供たちは小さいころから聖書の勉強をさせられていました。
教会に行かないとほうきの柄で叩かれたりしてたので、ある意味JW二世と似ているところはあるかもしれません。
子供心にその宗教を信仰していたかというとそんなことありません。
たぶん大人たちも本気で信じていたわけではなかったから、それが影響しているのかなと思います。
近年になってこのキリスト教関連は世界遺産に登録されました。
そのこともあったせいもあって私もそのころ自分の島も含めその時代のキリスト教を調べたりもしました。
私の島は、どちらかというと、隠れていたというよりは大胆に証言したために、数々の拷問にあってしまった有名な島です。
当時、キリスト教の人たちは全く隠れられていたかというと、他の仏教の人や役人はうすうすはこの人はキリスト教だと気付いていたみたいですね。
それが、檀家政策により、隠れキリシタンは仏教の行事には参加するし、えぶみもちゃんとするもんだから、強くは言えなかったみたいです。
ただ、地元の人たちの嫌がらせなどはあったみたいです。
その人たちの信仰は、公表したら拷問をうける羽目になることを考えたら、今のJWよりは強い信仰を持っていたと思います。
私の島はさっきも言ったけど、大胆に信仰を公表してしまった島ですが、他の島ではなかなか言えず、ずっとずっと隠れ続けていたようで、その人たちの末路がどうなったかというと、なんと、
餓死
してしまった人たちがいます。
同じこと何回も言いますが、その人たちの信仰は自分の命の危険があるにもかかわらず持ち続けていたことを思うと、大した信仰を持っていたんじゃないかと思うんですよね。
その強い信仰持ってた人たちが餓死するって、じゃあ信仰されてた側の神様は何してんだって私は思うのです。
その人たちがいた島は、自然が豊かで、山に何か実がなってくれたって良いし、魚が取れたって良いと思うんですよね。
それすらもその人たちが信仰していた神はしてくれなかったんだと思うと、本当神様は何してんだって思うんですよ。
それで、
現代現役のJWさんが、神が助けてくださるはずとか言って、まともに働かず、自分の老後を考えず、奉仕に明け暮れてる様子を知ると、本当にそれでいいのかって思います。
確かに、宗教が違うから、そっちは偽りの宗教で自分たちは本物の宗教だからって思うかもしれないけど、その当時その宗教しかないわけで、あなたたち(JW)が信仰していた宗教だって過去は間違った教理を教えていたりするわけで、じゃあ当時のキリスト教と大した差はないんじゃないかなって思います。
JWから言わせれば終わりの日がもうすぐ来るから良いんだって思うかもしれないけど、いつ来るかは分からないんでしょ?自分たちが生きてるときに本当に来るの?
強い信仰を持ってた人たちに食べ物与えず餓死させた神が、あなたたちの老後ちゃんと見てくれるって思うの?って思います。
ちょっと信仰が自分の生活に浸透させすぎなんじゃないかなって思います。
もっと自分の将来のことしっかり考えて欲しいんだけど。。。
って次女姉に言いたい。