一昨日、ボランティアガイドの仲間たち9人(男5、女4)で琵琶湖クルージングと大津ツアーに行って来た。私にとっては5月下旬の四国の旅以来、3か月ぶりの遠出である。
法隆寺から京都山科まではJR線で行ったが、山科からは京阪電車を利用した。同僚のOさんはこういうツアーの企画力が優れていて、何もかも彼女まかせ。大津市内は京阪線であちこちへ。
京阪山科駅
まずは当日のメインであるびわ湖クルージングへ。浜大津港。
少し待つと、クルーズ船が来た。私は例の知床半島の遊覧船ぐらいの船で周遊するのかと思っていたが、大きな船なのでちょっとびっくり。あとで調べたら定員787名(名はミシガン)。
滋賀県とアメリカのミシガン州は姉妹県ということで命名されたという。
ちょうど夏休みだったためか親子連れの乗客が多かった。
私たちは上段のデッキへ
3階のクルーズデッキでは4人のパーサーが観光案内やさまざまな音楽ライブを繰り広げていたが、子供向け中心だった。同僚のTさんは、もっと琵琶湖がどうして生まれたのか、などの話が聞きたいのに、とちょっと不満げ。同感。
船から西方面を望む。向こうの山は比叡山。少し雲がかかっていた。
湖面には波がなく、船は揺れず滑るように進んだ。船の後ろについている外輪が回って進むようになっている。
船尾の外輪(パドル)が回っている様子。2階から見学できる。
浜大津は昔の大津城があったところ。クルーズの後は市内へ。
移動の京阪電車はなかなかおしゃれな電車が多かった。大津市内は路面電車になるときも。
緑の電車は石山寺行とあったが、石山寺はたしか紫式部が「源氏物語」を書いたところ。
私たちは大津歴史博物館へ。
本年は最澄が没して1200年にあたり、それを記念して比叡山延暦寺などに現存する修復・復興関係の史料や作品が展示されていた。この後館内で昼食。
この辺りは大津市役所などがあり、大津市の中心のようだ。比叡山と琵琶湖にはさまれて景色もいいところだった。
歴史博物館のあと、また移動してこの日最後の近江神宮へ。
実は私、この時、疲れが出たのか、軽い頭痛がしたので神宮近くの杜まで行ったが、本殿まで行かず引き返して駅で休んで仲間を待っていた。
ここには宝物館と時計館があって、時計館には、日本の時計制度の始まりと言われる天智天皇が作った漏刻(水時計)が展示されていると言われる。 以上。
(前回のブログから2か月もたちました。この間「顔面神経麻痺」という病気にかかり、その通院治療と、斑鳩の里観光ボランティアの会の設立20周年「記念誌」の編集という作業とでブログを書くことが出来なかったからです。ご了承下さい)