トップコートの社長面接でわかったこと

こんにちは大西です。

木村佳乃さん中村倫也さん佐々木希さん
杏さん松坂桃李さん菅田将暉さん

などが所属する芸能事務所「トップコート」

所属を希望される方からの質問がとても多いので

コンサルの受講生が、社長面接まで進んだときにわかったことをお伝えします。

あなたが前へ進むために、一緒に考えましょう

現在「随時募集」はない

以前、「10歳〜20歳の男女」という応募資格で行われていた随時募集はなくなりました。

応募が殺到してしまったことも大きな原因だと思います。

受講生が審査に通り、社長面接まで進んだのは、随時応募があった時でした。

書類審査通過後、いきなり「社長面接」へ進みましたので
ここでわかったことがあります。

「書類だけを見て、求める人材であるかを見極める」

オンライン面接も、実技審査もなし。

書類で「会いたい」と思えば即決！

社長は大変多忙な中、時間をつくり、
受講生と一対一で面接してくれました。

限られた人しか実現しないことですよね。

10代のあなた、あなたのお子さんは

いつオーディションが行われてもいいよう、準備して
情報を取りこぼさないようにしましょう

どんな書類だったか

年齢は当時の応募資格の上限に近い19歳でした。

上限に近いことで応募をためらう方がいるとしたら、迷わず挑戦してください。

どんな書類であったかをまとめます。

1.写真

ご本人の特徴である「眼光鋭い」表情で
ポーズをつけず、ただ真っ直ぐに立った
私が信頼するカメラマン撮影の写真でした。

私が行ったのは

・表情の作り方の指導
・立ち方の指導
・カメラマンへの細かい依頼

です。その結果

パッと目に飛び込んでくる
何度も見返したくなる
一度見たら忘れられない写真が完成しました。

とにかく私は、選んだ写真に自信がありました。

2.特技・趣味

芸能関連のことではありませんでした。

スポーツでの留学経験と、語学の資格取得が特徴的でしたので、それをありのまま伝えました。

ご本人はそのスポーツについて、オタク的に詳しいですが

詳しくない方のために、一般的にも受けること、クスッと笑えるようなことが話せるようになる。

これは重要ポイントでしたね

「プロになろうと思ったのか」「なぜ辞めたのか」など
どのような質問が来ても、すぐに答えられるよう準備しました。

3.自己PR

「繊細で凝り性な性格だと人から言われる」という
客観視した書き出しにしました。

苦しんだ経験、ネガティブな内面、不器用さなども
ユーモアを交えてサラリと伝える。

踏み込んだ自身の感情は、入れるとしてもインパクトのある一文のみ。

長くならず、簡潔に。

周りから褒めてもらえる、驚かれる、呆れられるなど

芸能で役立つ、貢献できる可能性だけを伝えました。

社長が見ていること

面接の場所は、渋谷のトップコート本社でした。

面接は、短い雑談のみ。

社長は対談などで、ご自身のことを「直感型」とおっしゃっていますが

まさにそうでした。

個性的であるだけでは足りない。

「苦労をいとわず人を楽しませたい」

その資質を短時間で見抜くのだということが、よくわかりました。

残念ながら事務所所属には至りませんでしたが

外見的なことは、社長ご本人でないので明言はできません。

面接での様子を聞いて私と受講生が分析した結果、

「自己開示をし過ぎたのではないか」という反省点がありました。

書類ではあんなに気をつけていたのに、実際に会ったら

自分のことを知ってもらいたいあまり、一方的に話してしまったと。

そう、つい話そう、話そうとしてしまいますよね。

これはみなさんにお伝えしたい大切なことです。

面接では、とにかく相手の話を聞く姿勢でいてください。

先方が見ているのは、あなたの話の内容ではなく

あなたがそこに存在している「様」です。

いかに、日常…生き方そのものが大切であるかということですね。

あなたの周りにいる人は、あなたと一緒にいて楽しそうにしてくれますか？

あなたが「俳優としてなにをしたいか」は、まだずっと先のこと。
オーディションには関係ないと思っていてください。

以上、「トップコートの社長面接でわかったこと」でした。

参考にしてください