親子で
今日は親子サッカー大会の日だった。お天気がよくて嬉しい。少し前まで私も出ようと思っていたのだけど、先日ちょっと走っただけでアキレス腱のあたりがすごく痛かったし、なんか怪我をしそうなのでやめておくことにした。息子もそっと「ボクはパパがいるから大丈夫だよ…ママは無理しないで…」と言ってくれた。ママが転んだりするのが、単純に恥ずかしいと思ったのかもしれない。何人かのママさんと、パパたちVS子供たちの試合を観戦。子供にサッカーをやらせているくらいなので、経験者の方が多く、パパさんたちもかっこよかった。我が家の夫も「パパやるじゃーん」とママ友さんから褒めてもらえて、鼻が高かった。へへへ。大人VS子供の試合を何回かやった後、大人VS大人の試合もあった。子供たちはみんな、それぞれ自分のパパのかっこいいところを見て、熱く応援するだろうと思っていたら、ほぼ誰も見ておらず笑った。もうね、グラウンドには見向きもしないで、渡り廊下のすみっこでアニメや漫画の話をしたり、アッチの校舎の影にユーレイがいるぞ!オレ見た!などとわーわーはしゃいだり。誰か、パパたちの活躍にも注目してあげて。最後は、全員参加の試合をすることになり、総勢55名くらい?とりあえずグラウンドはぐっちゃぐちゃ。砂埃がすごくて、なぜか源平合戦を思い出し、ひとりでニマニマしてしまった。疲れたから帰るかな、と思ったら、まだまだ遊び足りない、ということで、そのまま10人くらいが公園に移動。5時のチャイムが鳴り響くまで、鬼ごっこやらボール遊びに興じていた。子供につき合って遊んでいた夫は、もう汗だく。今日はお疲れ様でした。私はママ友さんとベンチでお喋り。はー、和む。こういう時間が、実は大事なんだよね。私は息子のことになると心配性で、子育てをする上で、すぐに迷ったり悩んだり困ったりしてしまう。だからこうやって、いろんなママさんと情報交換をしたり、なんでもない日常の話を聞いたりするだけで、心が軽くなることがたくさんあるんだ。あ、他の子もそうなのか、とか、よそにはよその考え方があるんだな、とか。公園の帰り道に、私の自転車の後ろに乗った息子が寝てしまった。マンションについても起きる気配がなく、昔みたいに抱っこして運ぼうとすると、腰がピキっとなった。ううう、深く考えずやろうとしてしまったけど、息子は大きくなっているし、私は年を取ったしで、もう無理だったか。それで息子を起こして玄関まで歩いてもらったのが午後6時くらい。そのことについて、寝る直前になってかわいいカミングアウトがあった。消灯した寝室で息子がとんでもなく小さな声で言ったのだ。「ママ、ごめんね、ボク、嘘寝してたの。そのせいでママの腰が痛くなるなんて、思わなくて、ボクが寝てたらどうなるかなって、寝たふりをしたら、嘘だよって言い出せなくて、ごめんなさい」その時には腰もよくなっていて、なにもそんなに泣かなくても…という感じだったし、嘘寝してごめんね、という息子が愛しくて愛しくて、幸せな気持ちでいっぱいになった。実は私も息子くらいの時に、嘘寝をしたことがある。夜、タクシーに乗って帰宅して、珍しく父も一緒だったので、抱っこして欲しくて寝たふりをしたのだ。父は子供を喜んで抱っこするような性格ではなかった。でもタクシーからはひとまず下車せねばならないので、わりとスムーズに抱っこはしてくれたものの、その後布団にボンっと落とされて、冷たく「起きてんだろ」と呟かれた思い出。なにしろ遠い遠い昔のことだから、事実はもうちょっと違ったかもしれないけど、子供心にショックだったなー、あれ。だからこそ自分は、息子を抱っこしてあげたかったのかもしれない。