こんにちは!3年の中田侑里です。
私は2月末から2週間、第31回国公立大学海外遠征に参加してきました〜🇩🇪
ドイツのBorussia Düsseldorf(デュッセルドルフ)とTTC Zugbrücke Grenzau(グレンツァオ)の2つのクラブにお邪魔し、卓球三昧の2週間を過ごしました。
運良くお話をいただいて、しかもOB会から資金を支援された上で参加させていただいて、本当にありがたい話でした🙇♀️本当にありがとうございます🙇♀️🙇♀️🙇♀️(話を聞いた限り他の人たちは自費でした)
貴重な体験がたくさんできたので、どんな2週間だったのかをここで紹介していきたいと思います!
①前半1週間:デュッセルドルフ
・初日が一番きつかった
約20時間のフライトを終え、空港に到着しそのままタクシーでクラブへ向かいました。
ここで早速問題が発生しました。タクシーで全く違うところに連れて行かれてしまったのです。私たちは降りてから気付いたのでどうすることもできず、幸先悪くスタートしました😭💸💸💸
またタクシーを呼んで少し遅れて他のみんなと合流しました。
「1日風呂キャンした状態」×「飛行機でずっと同じ体勢で身体に疲労が溜まってる状態」×「三部練」で初日が一番きつかったです。初日が終わった後、今まで経験したことのない筋肉痛に襲われました。
・質の高い練習
1人のコーチ(Micheal Kalaitzidis氏)が主に教えてくれましたが、他にも4人くらいのコーチが入れ替わりで来て教えてくれました。ウォームアップがレクを絡めたもので毎回違うので面白かったです。
練習に関しては他のみんなのレベルがやはり高いので、(申し訳ない部分も多々ありましたが)質の高い練習をすることができました。左利きの人やアタック8などの普段練習できないような特徴のある球にも多く触れることができて良かったです。
指導は英語でした。練習方法やコツを単語でゆっくり繰り返し伝えてくれるので分かりやすかったです。練習内容は続くことを想定したもので、普段行う練習よりレベルが高かったです。他にも多球やダブルス、試合など色々な練習を行いました。
・ブンデスリーガ観戦
ブンデスリーガとはドイツにおける卓球の全国リーグです。今回は運良く特別招待という形で観戦させていただきました。(運が良すぎる🙏🙏🙏)
私はあまり卓球選手を知らないのですが、そんな私でも知ってるような選手が出ていました。日本のTリーグも見に行ったことがないので比較はできないのですが、クラブ内で買ったドリンクを片手に大人から子どもまで応援していて、あたたかい雰囲気でした。休憩時間には間近でプロ選手の練習を見ることができました。ドイツ人にとっての卓球の身近さを感じました。
オフチャロフ。サインをもらうために近くまで行ったのですが、やはり迫力があってかっこよかったです。
チウダン神対応✨✨笑顔でサインや写真に対応して、話す時も目を見てくださって本当に神対応でした。
②観光
・ケルン観光
ブンデスリーガ準備のため練習場が使えないタイミングでケルン大聖堂を見にいきました。「カーニバルの人混みのためスリを厳重に警戒して」と言われたので恐れながら行ったのですが、そこまで人は多くなく、小雨の中ケルン大聖堂を見ることができました。迫力満点でした!周りの人もカーニバルの仮装をしている人と写真を撮って大満喫していました。
・ハイデルベルク
まずハイデルベルク城を見に行きました。コインランドリーへ洗濯物を取りに行っていた関係で女子は30分ほど後に出発しましたが、バスを利用したので城見学開始あたりから他のみんなと合流することができました。
とっても綺麗な眺め!
その後学生寮に行って全面に描かれた落書きを見ました。当時のそのままが残っていて圧巻でした。
落書きとは思えないくらいのクオリティの高さ
・フランクフルト
女子は全体と別行動をし、フランクフルト動物園に行きました。日曜日だったからか子ども連れが多く賑わっていました。時間に追われていたのであまり長くはいられなかったですが、開放的な展示の仕方で動物園巡りが好きな私にとってはとても興味深かったです。
優雅に餌をむしゃむしゃ
その後、レーマー広場に向かいました。ですが、ケルンよりも大規模なカーニバルの影響で交通規制されていて、近くまで行ったのに広場やアイザルナー橋を見ることはできませんでした。残念。他のみんなは広場のあたりでゆっくり過ごしたそうです。
ここまで盛大なカーニバルは初めて。お菓子を大量にばらまいていた。
③後半1週間:グレンツァオ
・豪華なビュッフェ
着いてまず感動したのが豪華なビュッフェ。お肉、魚、パン、揚げ物、サラダ、チーズ、スイーツetc… なんでも取り放題で大興奮でした。しかも毎回内容が変わるので最後まで楽しめました。また、食事の席は全員が一つの場に集える長机だったので、ご飯の時に色んな話をして仲を深めることができました。
・一日中練習場が使える
練習は1時間半の正規練が2回とそれ以外の時間の自由練でした。”ショートサーブを出して3球目ストレート、5球目もストレートからオール”という練習が印象的です。全体的にストレートに打つことを意識させる練習が多く、普段しないので苦戦しました。普段の練習に取り入れたいです。
自由練の時間に現地の人と試合をしたり、新たな課題の練習をしたり、サーブなどの技術を教えてもらったりすることができました。1日の中で3回自由練習をするタイミングがありますが、大体みんなずっと自由練習をしていました。
プールやボーリング、サウナ、ジムが併設されていましたが、私は体力不足で行きませんでした。行った人は楽しそうにしていたので来年以降行く人は是非行くべきです!
自由練でカットマンのイリ・ヤノシュさんがフレンドリーにたくさん丁寧に教えてくれました😭
・夜の集い
いつも関わらない人たちとゲームをしながら色々な話をして新たな刺激をもらいました。今まで狭いコミュニティにずっといたので、今回色んな人の価値観を知ることができて面白かったです。
いままで定期戦や全国公やリーグ戦で関わったことがある大学の人たちも、深くは関わったことがなく正直誰が誰だかわからない状態でした。今回他の大学の人をしっかり認識するようになることで世界がパッとひらけた感じがしました。
たくさんの種類のビールを飲み比べしながら歓談
④余談:カエルの置き物集め
私の趣味はカエルの置物集めです。今回の旅行でたくさんのカエルの置き物を集めることができたことを報告させてください。
カエルが好きなことを女子のみんなに伝えると、私と一緒に探してくれてたくさん手に入れることができました✌️ありがとう
⑤最後に…
・多くの課題を発見
今回の海外遠征で多くのことを学びました。
技術的な面では自分の癖の把握と修正、粒の新しい使い方、手首の使い方、腕の振り方など色々なコーチからアドバイスをもらいました。練習方法も様々提示されてやってみることで、この練習は普段の練習に取り入れたいというものがいくつかありました。
・感謝
この2週間仲良くしてくださった団体メンバーのみんなや応援してくれた家族・部活仲間、サポートしていただいた国公立大学卓球連盟の方々・ユーレックスの方々・現地のクラブの方々など、関わってくださった全ての人に感謝しています。
半年後の引退を意識するようになって、また、就活をしている中で、やりたいことを好きなようにさせてもらっている環境に恵まれていることに感謝の気持ちを強く持つようになりました。
就活中の忙しい時期にドイツに2週間行くことに最初は不安を持っていました。しかし、今後の人生に影響するような新しい刺激をもらい、貴重な経験を多く積むことができました。行ってよかったです。
また行く前からプレッシャーが重くのしかかっていましたが、団体メンバーのみんなのおかげで楽しく有意義な時間を過ごすことができました。ありがとう。
特に女子のみんなありがとう。
神戸大・松本えりあちゃんは男子と張り合えるくらい裏裏の技術が高くかっこよかったです。フォームがきれいでラリーが多く続いても崩れない姿勢に感銘を受けました。
広島大・大里心愛ちゃんは体調が崩れていてもむしろ卓球に対する熱意が大きくなっていて、卓球愛をひしひしと感じました。素直で話していて楽しかった!
最後に同期の東大・神谷桜子(さくちゃん・ねえやん)は同じ異質を貼る苦悩を共有しながらも異質の球の練習をたくさんさせてもらいました。圧倒的な努力の賜物の片鱗がうかがえたり、人生観など色んな考え方を話したりしてとても興味深かった!今まで一方的に尊敬の念を持っていた人と仲良くなれて嬉しかったです。
最後に4人の写真を!楽しかった〜ありがとう〜🙏
大体の人とはまた夏の全国公で会えると思いますので、その時までにまた強くなっていたいと思います🔥🔥🔥
あと半年、後悔のないように卓球します!!!!🏓👍