三本柱 | 横浜国立大学 水泳部 ブログ

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こんにちは。2年のカイです。

これが今日のメニューでした。


 最近のぼくは距離を変えることでみんなと同じサークルを回れるよう、調整してもらっています。


 日に日に泳げる距離や泳ぎ方のスタイルが変わっているのをかなり実際的に感じております。しかしそれと同時に、改善すべきよくない癖が定着してきているというのも事実でした。


 例によって今日もサークル距離調整をして泳ぐのかと思いきや、なんとその日はショーリさんが一対一の水泳指導をしてくださいました。

 ショーリさん曰く、今僕はがむしゃらに腕を動かしているので、フォームが乱れているということでした。そこで、3本柱をお示しになりました。

一つに腕の回し方
一つにキック
一つに息継ぎのリズム

 腕の回し方については、泳いでいるときに、腕を回し切るまでもう一方の腕を伸ばし、なんとかして背伸びの姿勢を維持する時間を設けること。左右の腕の回すリズムを対称にさせる意識でした。

 キックについては、足の甲で水をかけるように、まずはウォークから足の操縦法を教えてもらいました。太ももの付け根から動かして、膝から下はしなるように。足首は柔軟に。このような手順の後にキックをしてみると、水を蹴る音から感じ方まで、以前より圧倒的に実感があったし、スピードもありました。

 最後に息継ぎのリズム。僕は今まで腕を回して1/4から1/2あたりで既に首を出して息継ぎをしていましたが、これがアンバランスの大きな要因みたいで、腕を回した3/4でする息継ぎが良いと学びました。これは肩の動きや位置と連動していて、まわし始めは息をする方の肩が下がっているので、その分首が上向きになる必要があり、姿勢が歪みます。しかし、腕を回し切る頃には首を横に向けるだけでよいので、伸びた姿勢を維持できるようです。


綺麗なフォームに近づけていくこと。このような三つを独立してできるように。そしてスイムではこれらを連動させてできるように訓練していく。


以前の自分の動画を見ると、本当にがむしゃらで、AIみたいなぎこちなさがありました。しかし、僕には最適な泳法を探すために、AIほど無尽蔵に体力もなければ、時間を費やすこともできません。

ですから、綺麗なフォーム、先人の知恵を学ぶことは何を始めるにしても大切なことだと改めて感じました。

ショーリさん、本当にありがとうございました。

チャレンジ公認も控えてらっしゃいますし、貴重な練習時間を自分の指導に充ててくださって感無量です。

三本柱を意識して、まずは40秒切れるよう頑張ります!ありがとうございました!