昭和2年頃のかんぴょう写真(2) | かんぴょうブログ

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栃木県でかんぴょうの卸売問屋をしています。

1月16日にアップした記事の続きです

 

 

 

前回はかんぴょう剥き風景で 順序が逆になりましたが

今回は夕顔(かんぴょう)の苗仕立てからです

 

夕顔(かんぴょう)の苗床

 

当時は 4月3日苗床に種を蒔いたとあります

(夕顔の苗が約20cmに良好に育っている)

現在は3月中旬~下旬に蒔くのが多いです

 

夕顔の苗(かんぴょう)の育て方には 

大きく二通り [丸作り]   [長作り] の方法があります

昭和2年当時(今でもありますが)は下の写真の様に[丸作り]が大半で

10a(一反歩)に25本の苗を植えたとあります

現在の多くは長作りですが 50~70本(10a当り)植えます

 

丸作りのかんぴょう畑

 

畑に苗を移植したのが5月20日

霜害の心配が無くなってから移植したのでしょう

現在は ビニール等で覆い遅霜に対応しているので

4月20日頃が移植の旬です

 

 

かんぴょう畑を8月15日に撮影した写真です

此の頃が生産最盛期です

 

 

一本の苗(つる)に40cm前後の実(ふくべ)が3~4個

6cm前後の実(ふくべ)が5~6個付いているとあります

 

 

県のお偉いさんの視察風景

 

 

つづく