等位メタファーとは、問題と同じ筋書きを辿る物語です。
それは、望ましい結論に向かって展開していきます。
等位メタファーに含まれるリソースは問題の状況に当てはめられます。
物語が、問題の斜めに逸れていればいるほどより強力です。
等位メタファーは何らかのアウトカムに向かって語られます。
そのためにカウセリングやセラピー、トレーニングでよく使われます。
ミルトン・エリクソンは、等位メタファーを用い、トランスに入っているクライアントに語りかけました。
クライアントは、メタファーの中に問題の鍵となるリソースを見つけ、自分で自ら問題を解決する方向に向かっていったものです。
多くの人は、物語と問題の結び付きに気づかないままでした。