悔しい>楽しい | よしひろのブログ めざせレギュラー!息子くんのサッカーブログ

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息子くん。小学2年生からサッカー始めて、ついに大学生になりました!補欠ゼロを願う私のサッカー備忘録ブログです。

X(旧Twitter)に文句言うおじさんになってしまってますね。

もう少しやり過ごせるようにならないと。

あとおじさんは、いろいろ目立たないようにしないとね。


でも、もう少し言いたいことがあって…。

こちらは内田篤人さんのFootball Timeの中の発言を切り取ったものみたいですが…


「この前、小野伸二さんと話をして。あの人もサッカー教室に行かれます。『どういう子は伸びると思いますか?』って聞いたら、上手い子って言わなかったんですよ。ボールを取られて、追い掛けに行く子って言ってて」


「なるほど、そういう気持ちのある子の方が、サッカーを続けてうまくいかないこともあるけど、自分から壁に向かって行くんだなと思いましたね。悔しい気持ちは大事なのかもしれない」と続けている。


確かにこういう気持ちって大事だなって。

サッカーが上手くなる要素の1つとして、気持ちって絶対あると思ってて、令和の時代でもそうなんだと思うんですよね。


あと、試合の中で、自分の限界を超えていける選手っていうか、練習したことないようなプレーを、その場でやってしまう選手。

やってみようって思う選手。

サッカーって同じようなプレーって、ゲームの中で少ないスポーツだと思うんです。

間違ってたらごめんなさいだけど、私はバスケを観るのが好きなんですが、YouTubeとかで、マイケルジョーダンとコービーのプレーを並べて比較する映像があって、二人は本当に似てるんですよ。

コービーはジョーダンを徹底的に研究してたし、特大の才能の持ち主だったってのもあるけど、同じようなシチュエーションが起こりやすい競技でもあるかもって。

サッカーでもマラドーナとメッシを比較したり、ロナウジーニョとネイマールを比較したりしてる動画もありますけどね。

でもバスケほどそっくりって訳じゃない気がします。


で、何が言いたいかって、サッカーもいろいろ映像を見て、真似する事はあるんだろうけど、同じシチュエーションは起こりにくいから、その時のひらめき、イメージが大事で、それを実行するには強いメンタル、強い気持ちも必要なのかなって。


ここで息子くんの話になっちゃうけど、息子くんは、声を出したりするタイプじゃないし、大人しいタイプ。

心の奥底の方には、悔しいって気持ちがあるとは思うけど、それが表に出にくいタイプ。

そして、練習でやった事を確実に、試合で再現しようとするタイプな気がしてます。


試合経験が関係してるのか、ただ性格の問題か、その両方か。

試合で、どんどんチャレンジして、失敗ばっかりじゃダメだけど、その一瞬一瞬のチャレンジでしか成長できない事もあるじゃないかなって、息子くんの試合を観てて度々思ってたんですよね。

いつも見てる息子くんだから、プレーの予測がつきやすいって面も勿論あって、だから意外性の無い堅実なプレーを選んでいるように見えてしまうのかもしれないけど………それだけじゃ無いと思うんです。


小学生の頃の息子くんは、たまに(本当は、たま~~~~~~~…………に)試合に出してもらっても、ほとんどドリブルできなかったし、相手を抜くなんてプレーを見ることが出来なかった。

そもそもコーチに、周りをよく見なさいね、無理なプレーを選択しないようにねって言われてたのもあると思うけど、自信も無かったのかな。

でも、それが中学生になったとたん、驚くほど変わったんですよ。

どんどん仕掛けるようになったし、小学生の頃、あれほど練習してたのに、試合では全く使わなかったシザースも、普通に使ってたし。

といっても、あくまで息子くん比だけどね。

その後、とんでもなく遅い成長期の問題があって、また消極プレーが復活してしまった事もあったけど。


やっぱり、日々の練習で積み上げた技術から来る自信の他に、試合での成功体験ってのも大きいのかな。

あとは、ある程度勝ち負けに拘らない指導も。


で、先の内田さんの発言を読んで、勘違い?っていうか、番組内の発言の切り抜きだから、真意がそもそもわからないけど、補欠で試合に出れなかった経験が大事って事にならなきゃいいなって話になるわけです。


そりゃ試合に出れなくて悔しい経験があったから、上手くなる事もあるだろうけど、試合に出れない事で失う事の方が遥かに大きいと思うし、試合に出るからこそ、勝つ喜び、負ける悔しさを知って、ボールをとられたら取り返しにいけるんじゃないですかね。


小野選手も度々サッカーを楽しんで欲しいって、発言されてますし、サッカーを楽しむ事って、勿論試合をする事ですよね。


どうしても、日本では

悔しい気持ち、経験 > 楽しむ

ってなっちゃうのが残念なんですよ。


まぁそもそも、選手にはサッカーをする権利があって、その権利を取り上げる事なんて、本来あってはならない。

上手くなる云々以前に、経験が必要だとかなんだとか言う以前に、効果がどうこう言う以前に、試合を取り上げちゃいけないんだけどね。

だって、選手がいなくちゃ、サッカーする人がいなくちゃ、サッカーは成り立たないんだから。


といつもの話になった所で、

基本親バカの私は、気持ちが表に出ない、チャレンジが少ない息子くんの、逆にイイ所も探してみたりする。

気持ちが見えにくい所のイイ所は…………、なんだろうね?

試合で声を出せないのは、再三注意してきた事ではあるけど、メッシとか中島翔哉とか、あんまり声だしてるイメージ無いよね。

気持ちは……よーく見たら、出てるんだけどね。


チャレンジしない、少ない?のは…サッカーはアレだけど、向いてる仕事とかありそうだよね(笑)。

あとチームに1人は、いてもいいかもね。

安易にハデなプレーに走らず、地味に抜いたりするのは息子くんらしいのかな?

こんな事を考えるのも楽しさの1つだったりするんですよね。