最近、息子が怒るとすごく手が出るようになってきました
髪をガッチリ掴み離さない
力いっぱい叩いてくる
噛みついてくる
ダメなことだとわかってやっている様子です。
発語は一語もなく、息子の伝えたい気持ちや理解して欲しい気持ちがうまく通わない時に出ているんだと思います。
息子は、自分の思いが伝わって相手が理解した行動をとってくれる時にとびきり嬉しい喜びいっぱいの表情をします。
…この瞬間の息子が、全てを語っているように私は感じるんです。
『わかってほしい』
そこなんだと。
問題行動を調べていく中で、強度行動障害というものを知りました。
それがあると自宅だけでの対応はかなり難しいと書いてありました。
息子が該当するかどうかはまだ分かりませんが、泣き方の激しさや他害があること、自傷も少し顔を出し始めたことを考えると、いつか診断が下るだろうなとまたガクンと悲しくなりました。
かわいい息子が、成長と共に自閉症のストレス行動が強まっていく姿を見守らなければいけないつらさ。
自分が生んだのに、あの時この子をしっかり守り抜くんだと誓ったのに、自宅だけで見るのは難しいなんて書かれていて、そんなの受け入れきれません。
障害が自閉症だけでも山のように立ちはだかって見えるのに、知的障害も今は中度だけど正直重度判定になってもおかしくない状態だし、他の障害も絡み合ってきて、どれだけ息子を苦しめるのかととてもつらくなります。
重い障害を抱えていたとして、息子は長い人生を、何を思って生きていけばいいのだろう。
例えば親がいなくなったとして(親が健在だとしても)、障害者と介護者だけが生活する場所での日々に、本当に信じる人やもの、やりがいあること、落ち着ける場所、そういうものを見つけられるんだろうか。
そんな人生を長く生きることは幸せなのか。
療育や家庭での過ごし方を通して、意思疎通の壁にぶつかる息子の人生が少しでもいい方向に向かうようにと願うばかりです。
本当に、、
もうこれ以上は許してあげて欲しい。
もっともっと、人生を楽しむ息子の笑顔が見たい。ただそれだけなのに。