映画「関心領域」想像力の欠如 | 私の5 室は映画館・映画レビュー

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劇場公開日:2024年5月24日 105分

以下、映画ドットコムより

アウシュビッツ強制収容所と、
壁一枚隔てた屋敷に住む収容所の
所長と家族の暮らしを描いていく


おはようございます(^-^ )

ご無沙汰してます



私の職場は映画の話が溢れていて

「最近何か(映画)観ました?」

という、定型挨拶があります



関心領域を、観ました、と答えると

「観たいんです」と、皆様の関心度が高い本作、初日に鑑賞しました




想像力の欠如した人

というのが感想です



感想



社会生活を送る際目の前の人との

関わりを避けて通れませんよね



相手を思い行動する時

想像力が裏にあると思います



作品では、アウシュビッツ強制収容所と壁一枚隔てた屋敷に住む、収容所の所長と家族の暮らしを描いています





隣のアウシュビッツ強制収容所で

何が行われているか?



教えられていない子供であっても

肌で感じて、想像出来るはず



日常生活圏に、銃声と悲鳴

夜空を赤く染める炎

青空を灰色にする煙

常に響く重低音がある生活



HSP(感じ取りすぎる)の人には

地獄でしかないこの状況の中で

大量虐殺の音と匂いに満ちた場所で



気にも留めず、赤ちゃんを含め

5人程の子供を育てる奥さん





無関心を貫けるのは何故か?
優生思想の究極の表現か?とか
色々考えてみたのですけど、


収奪物を、生活に用いたり


この生活を愛してやまない理由が
奥さんという人間自身に
想像力が欠如している、との理由なら
説明がつくかなと感じました


現実生活に、似たような人は存在していて、ここまで極端でなくとも、本質を辿れば同じ事は起きています