映画「ラーゲリより愛を込めて」過酷な状況の中、希望が強さを与える | 私の5 室は映画館・映画レビュー

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ラーゲリより愛を込めて

劇場公開日:2022年12月9日 133分

12/16(金)鑑賞


⚠ネタバレが気になる方へ

読む場合は、自己責任でお願いします



あらすじ 



終戦後の、1945年

零下40度にもなる極寒のシベリアの

強制収容所に抑留された山本幡男(二宮)たち日本人捕虜は過酷な日々を過ごしていた





劣悪な生活環境の中

僅かな食糧のみを与えられ

重い労働を強いられ、命を落とす





山本(二宮)は、日本にいる妻(北川景子)と約束した帰国を誰よりも強く信じ

「皆にも大切な誰かが待っているはずだ」

と信じて捕虜達を励まし続けます





山本の、仲間思いの行動と力強い信念は

希望を失いつつあった日本人捕虜の

多くの心に希望の火を灯していきます



シベリア抑留 



原作は、辺見じゅん氏のノンフィクション小説 

「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」



   ロシア語で「ラーゲリ」は収容所

「ダモイ」は帰国を意味するそう



実在の日本人・山本幡男を二宮和也氏が演じ、彼の祖父は実は抑留経験者だそうです



約60万人が長く不当に抑留され

国の助けを待ち耐え忍んだ11年で

伝染病を発症し、命を落とし

1割に当たる6万人が犠牲となりました



どんなに過酷な環境でも

希望があれば生きていける

多くの者に希望を灯した山本氏





自分なら生きる覚悟が出来たかな?

いや、心が折れたままだったと思う


 

この4人が山本氏の思いを家族の元へ届けるラスト。すすり泣きが響いていました

以上簡単感想でした