無庵日録 (1036) 身体第一の考え方 | 日々新面目あるへし

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ブログを続ける指針に、会津八一の書「学規」に学びたい。
 一、この生を深く愛すへし
 一、かえりみて己を知るへし
 一、学藝を以って性を養うへし
 一、日々新面目あるへし

2023/12/23

 「健康第一のすすめ」という観方がある、自分の流儀ではそれを簡明に<身体第一のすすめ>と受けとめたい。それが身体自体の優れた在り方につながっている。

 

 人間は他の動物と変らず遺伝子の働きで必然的に生れて存在している。生涯のすべてを必然的に過ごし、必然的に病み、必然的に生滅してゆく存在である。

 

 ソクラテスは人生で最も大切な事は、それを考えること自体にあると説いたと聞く。それを素直に何よりも<身体第一>にあると考えたい、以下その理由が三つある。

 

 一、身体は食べ物で成立っている、正常な身体は食にある。

 一、正常な身体自体が生存面と生活面を成り立たせている。

 一、どんな遺伝子が働くか、心の持ち方による行動にある。