無庵日録 (1035) 戦争廃絶に日本が | 日々新面目あるへし

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 一、日々新面目あるへし

2023/12/22

 戦争についていつも思う事がある。国内の戦乱はどの国家とも一段落して治安維持に警察組織がある。ところが国家間には国内にあるような国際警察組織が無い。現実にロシアやイスラエルが戦争を起しているが止めさせる組織が無い。

 

 日本国憲法 第九条は国際紛争を解決する目的として陸海空軍その他の戦力はこれを保持しないと制定している。現在ではこの憲法を拡大解釈して自衛隊という軍隊となっている。国家関係の信頼関係が無いからであろう。

 

 人類は他の動物と同様に民族の領土を国家という生存枠を維持しているだけで戦争を起さない真剣な方策を見い出していない。つまりは自論の悪性遺伝子の働きと思えてならない。どうすれば戦争を無くすことが出来るだろう。

 

 戦争を無くす力を有する人類連合を念願する声がある。これを不可能な理想として真剣に取組む組織が働いていない。人類から<戦争を無くすことは理想ではなく必須>としてどの国家が発動できるか、それは被爆国を経験した唯一の国、日本でありたい。