サラリーマンの克己心 | 日々新面目あるへし

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ブログを続ける指針に、会津八一の書「学規」に学びたい。
 一、この生を深く愛すへし
 一、かえりみて己を知るへし
 一、学藝を以って性を養うへし
 一、日々新面目あるへし

2016.5.17

人間の能力は、抜き差しならない≪土壇場≫を経験して発揮
される場合が少なくない。人生には理不尽な例が少なくないが
観方によって学ぶ面がある。

 サラリーマンの仕事には、多分にブラック企業や家畜ならぬ
社畜という理不尽を比喩する言葉がある、自分もサラリーマン
時代のそんな経験を思い出す。

 中小企業にも大企業にも、理不尽な人が少なくない。彼らは
精神面で弱いという共通点があり、気の弱さを隠すように平気
で理不尽な言葉の暴力を用いる。

 克己心とはそういう弱い人間に負けない自分を鍛えることだ
と工夫するが、人間は弱いもので心身の無理から病気になって
しまう。自分はその病気で救われ鍛えられたと思っている。

 その企業を11年間勤めて起業したが、その見返りのように
新しい仕事は順調で、仕事の方が自分を選んでくれたと思って
いる。その経験で何より楽天的な精神を鍛えられたのであろう。