バッハと私(362)老年の時節(4) | 日々新面目あるへし

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ブログを続ける指針に、会津八一の書「学規」に学びたい。
 一、この生を深く愛すへし
 一、かえりみて己を知るへし
 一、学藝を以って性を養うへし
 一、日々新面目あるへし

2016.5.18

 生き甲斐の定義は人様々だが、幸いにバッハの音楽に触発さ
れてから、それを≪充たされて安心出来る対象≫と受けとめ
ている。私の生き甲斐はバッハの音楽を聴く時間と場所である。

 生き甲斐を自身で洗脳している面もあるが、それも自分自身
の性格でもある。バッハの音楽は老年の時節に嬉しい出会いと
そんな気持をふと詠んでみた。

  ○ 老年の 時節に過ごす 生き甲斐は
            バッハの調べ いのちの果てへ

 生き甲斐をこのように詠めるとは、老年も何と嬉しい時節で
あろう。今朝、教会カンタータ147番の冒頭を聴いていてふと
そんなことを思った。