３月１４日木曜日晴れ。暖かい。
今日は、妻子の日（勝手な命名）。
足を踏み入れていなかった庭は、
あっという間に緑の絨毯に。
もののけ姫の終盤を見ている様。
春の息吹き、
植物の生命力の凄さを感じる。
また今年も、
草との葛藤が始まるのかと思うと
何もしていないのに疲れが。
気が重いのかな。
歳の所為かもしれないし、
透析しながら出来るのだろうか
という不安が頭をもたげる。
ゆっくりやればいいじゃないか。
急がず出来る範囲で。
去年もそんなことを言いながら
もう少しもう少しと草をむしった。
お陰で腰が痛くて立てなくなったり
下手に尻もちをついて
動けなくなったこともあった。
嫌だね、年寄り爺は。
切りがよいところで止めることが
苦手な性格。
いや、切りが判断できないのだ。
諦め切れないのかも知れない。
だから古希を過ぎても
人生だらだら生き永らえて。
確かにだらだらかもしれないが
そうとしか出来ないんだ。
こんな今の俺を、
青春時代のマドンナに見られたら
どうだろう。
そんなこと考えていたら
丸くなった体がしゃきっとしたよ。
もののけ姫同様、
デイダラボッチが俺の心にも
春を運んで来たのかも。
苔の生える庭を見ながら
回想しながら思い出に浸る爺こと
よっちんでした。