おはようございます!!
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私ことめむたんのブログに来てくださって、ありがとうございます。
最後の一文字まで楽しんでいただけたら幸いです(*^_^*)
絵本の紹介をさせてください。
今回紹介するのは、
「戦争をやめた人たち
…1914年のクリスマス休戦…」
鈴木まもるさん作
です。
1914年7月、第一次世界大戦が始まりました。
イギリス、フランス、ロシア、日本などの連合国軍と、ドイツ、オーストリアなどの同盟国軍との戦いです。
戦争が始まったばかりのころ、飛行機は敵の様子を探るためだけに使われていました。
そのため戦いの多くは、大砲や銃を撃ったり剣で刺したりする、兵士同士がぶつかり合うものでした。
国境には鉄条網が張られ塹壕が掘られ、兵士たちは、塹壕に隠れながら戦いました。
この絵本に登場するイギリス軍とドイツ軍も、そうでした。
両軍が一日中を撃ちあって迎えたクリスマスイブの夜、奇跡的な出来事が起こりました。
疲れ切った体を塹壕で癒していたイギリス軍の耳に、クリスマスの歌が流れてきたのです。
歌を歌っていたのは、敵であるドイツ軍です。
言葉が違うので何を言っているのかは分からなかったけれど、メロディは一緒だったので、クリスマスの歌を歌っていることが分かりました。
しばしその歌声に耳を傾けていたイギリス軍は一緒に歌いたくなり、塹壕の中で歌い始めました。
するとドイツ軍の方から拍手が起こり、やがて両軍で歌うようになりました。
その後迎えたクリスマスの朝、ドイツ軍の塹壕から、一人の兵士が出てきました。
武器を持たずに両手を挙げて、敵意がないことを示しながら出てきます。
それを見たイギリス軍も、武器を持たずに両手を挙げて、一人の兵士が塹壕から出ていきました。
そして鉄条網を挟んで向かい合った二人の兵士は握手をし、名乗り合いました。
すると……。
これは、実際の出来事だそうで、他の場所でも似たようなことが起こったそうです。
本当は戦いたくなかった兵士たちは、せめてクリスマスだけでもと、武器を手から離しました。
残念ながらそれからも戦争は続きましたが、共にクリスマスを祝った兵士たちは銃で相手を撃つことはせず、命令されると、銃を少し上に向け、空に向かって撃ったそうです。
大きな攻撃作戦があるときは相手に知らせ、気を付けるように伝えたそうです。
そうしたのは、相手の兵士にも故郷があり、大切な家族や子どもがいることが分かったからです。
悲しいことに第一次世界大戦後も世界各国で戦争が起こり、今現在も戦争が起こっています。
この絵本のように相手への想像力を働かせることができたら、戦争のいくつかは起こらなかったかもしれません。
そう考えるとこの絵本は本当に大切で、より多くの方々に読んでもらいたいと願わずにはいられません。
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鈴木まもるさん作の絵本を集めてみました。
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