Life goes on - 薔薇のロンドン、千里同風 | おいしく、楽しく、美しく!

おいしく、楽しく、美しく!

自分らしく豊かに生きる。心と身体の調律
Private Salon
Le Papillon Bleu

 

 

After Sunday ballet class

 

ロンドンブリッジやバラマーケットは好きなエリアで、この辺でフランス語を習っていたときは帰りにバラマーケットで食いしん坊な時間をすごしてテムズ川沿いを歩くのが楽しみでした。いまでも天気がいいとふらっと出かけたりする。

 

事件のあった夜は、Julieとフランスから来ていた彼女のママンと3人で大英博物館の北斎展に行っていて、「土曜の夜なのにびっくりするくらい静かね」といいながら車で送ってもらっていました。

 

 

 

Roses in my neighbourhood

 

事件のことを知ったのは翌朝。3月のウェストミンスター、数週間前のマンチェスターもショックでしたが、たくさんの思い出がある場所での痛ましい出来事は、ずしーんと鈍く心の底にくるものが。昨年のニース、その前のパリ同時多発テロ のときと同様、怒り、痛み、悲しみ、やるせなさ、いろんな感情の波がやってくる。

 

それでもテレビを消すといつもの日常がいつものようにあって、お日さまはキラキラしていて、薔薇はきれいに咲いていて、通りではいつものようにコーヒーや焼きたてのパンを片手に、犬や家族といっしょに、またはランニングをしながら、それぞれが日曜の朝を楽しんでいて。

 

私もいつものようにバレエにいって、かえりに薔薇をみながら散歩して、道中パティスリー2軒に寄っていちごのタルトとアップルケーキをたべて、家に帰ったらゴンタくんがスミスフィールドマーケットで買ってきたTボーンステーキを焼いてくれた。これがまあ歴史的な美味しさで。お肉の後はガーリックライス。お肉の脂身も細かく切っていれて、バター醤油であじつけ。

 

 

 

T-bone steak from Smithfield Market, followed by my favourite thing - girlic rice with fat/butter/soy sauce.  Epic.  I didn't tell my husband that I had eaten a strawberry tarte and an apple cake slice (Kipferl) on my way home..  

 

 

おなじ日曜の朝、事件現場から500mも離れていない通りを歩いてバレエに行ったオーストラリア人の友達が

 

「もちろんいつもより警官は多くいたけど、普段の日曜日とおなじ、お店をのぞいたり友達と会ったりコーヒーを買う人たちの光景、嬉しかった。ロンドンは変わらずみんなのロンドンで、反社会的なバカ者たちがそれを変えることはない。」 

 

"London is still for everyone. No antisocial idiots are going to change that.”  

 

 

私もそうだけど、We are not going to be shaken by it.  おじけづいたりしない、という決意をそこらじゅうに感じます。

 

 

"This is London, whatever you'll do to us we will drink tea and jolly well carry on"

ウェストミンスターのテロ後の記事 「その後のロンドン/自分を守ってくれるものは」で紹介したイギリス人の強さとセンス。
 

 

 

 

 

日曜日が誕生日だった別のバレエ友達は、レッスンで友達にお花やケーキで盛大に祝ってもらい、ケーキの一つをサザーク駅(ロンドンブリッジの隣駅)で通行人におすそわけしてました。

 

 

 

あらためて思うこと。

 

悲しいことであろうと、不条理なことであろうと、起こることは起こる。だからこそ、自分を導く「直感」に耳を傾ける。それは、自分を尊重し、家族友人、日々を大切にすることの延長にある。

 

そして最後は善意が、愛が、優しさや勇気が勝つと信じきる。

 

 

 

 

以前紹介した言葉

 

「幸運にも命のあるわたしたちにできるのは、善良な人々として、犠牲となった人々が願うも果たすことのできなかった人生を生き抜くことです」友人の反応、パリ同時多発テロ生還者の言葉 より)

 

たくさんの経験をして、いろんな感情を、生きていることを存分に味わおう。

 

 

 

Hokusai : British Museum 

 

禅語 「千里同風」(せんりどうふう)

 

「あなたの人生は、いつもあなたが放つもので創られていきます。だから最後まで、心の美しさを汚さず、真心を失わないでくださいね。そのことに最上の価値を見出して生きていくならば、私たちはいつでも、年齢、性別、国境を越えてつながることができるでしょう。さあ、あなたから、まわりに美しい風を吹かせましょう。その風がさらに大きな美しい風に乗って、予想もしなかった素敵な出会いをたくさん連れてきますよ

(2012年の記事 出会いを連れてくる風のこと

 

 

過去記事より

 

こだわらない とらわれない もう、悩まない。 

宇佐美百合子さんが人生を救われた “禅" のことばをモチーフにしながらつづられた、30編のエッセイ。

 

手放すこと あらゆるものは生じそして滅する。諸行無常

 

良いことも悪いことも 水に流す 玄侑宗久

 

 

過去の出来事を引きずらず、目の前のことを大切に、にっこり、さらり、軽やかに。

 

美しい風を吹かせてみよう。

 

 

皆様もどうぞよい一週間を♡

 

 

<追記> こんな記事が話題になってました。

ロンドン橋テロ事件、襲撃直後ビール片手に逃げる男性が注目浴びる

 

これでこそイギリス!