
ブライトンに敬意を表して(去年訪れたときのフォト)
バッグがみつかりました のつづき
涙したトーマスさんの言葉をここに書いておこうとおもいます。
バッグを拾ったと連絡をくれた彼に
気づいて走って戻ったときは潮が満ちてビーチごと消えてて、どうすることもできなかったんです、すっかり諦めてたから、こんな連絡をもらえるなんて夢みたいです。どれだけ感謝しているか言葉にできませんとメールすると
I'm only thankful you didn't try to get your bag back
- the current at that beach is incredibly strong.
バッグを取り戻そうとあなたが海に入っていかなかったことに感謝しています
ー あのビーチの潮の流れは信じられないほど激しいんです。
お礼がしたいという私に
There is no need for any reward. To know that the bag has been found and returned safely will be reward enough. But I appreciate the offer, it is most kind.
親切な申し出をありがとう、でも何の報酬も必要ありません。無事にバッグが持ち主のもとに戻ったとわかれば、それが僕には十分なご褒美です。
泣いた・・
無事バッグが届いた翌日。届きましたと連絡して、せめて郵便料金を振り込ませてくださいと言うと(着払いでとお願いしたけどそうなってなかったんです)
Don't worry about the cost of the postage. Consider it a gift from an Englishman to a guest of our country.
気にしないで。英国のゲストへの Englishman からのギフトだと思ってください。
涙
私たちが無茶をしなかったことに対して「感謝します」という言葉をかけてくれたり(たしかにビーチに戻ったとき腰まで浸かれば入れそうな潮の高さだったのですが、けっこう流れが強そうだったんです)、あの対応の素早さからも、一刻もはやくバッグを持ち主のもとへ、という気持ちが伝わってきて・・
この人、ほんとに天使なんじゃないかなんて思ってしまった。
困ってる人を助けることで、ある意味だれでも天使になれるんだと教えられて、逆に勇気をもらいました。
こんな経験(失い方もだし、それが戻ってきたということ、天使のような人と出会ったこと)なかなかできないな・・ 「有り難い」とはこういうことだな。
(こうやって彼の言葉を紹介しているのも何かの縁。これから水辺で遊ぶ機会がふえると思いますが、みなさんもどうか安全第一で)
***
さいごに・・ こんな私につきあってくれてるゴンタくんにも感謝でした。
なくした日は(私の抜けっぷりを知っていながら未然に防げなかったことも含め)ゴンタくんも凹んでいて、沈黙の2時間半ドライブでロンドンに戻ったのですが
車を家の前にとめたあと、" Tomorrow is another day! " " Tomorrow will be a better day! "
としょんぼりしてる私を(なぜか英語で)はげましてくれました。ありがとう・・
震災のあとポール・スミス氏が日本に送ってくれた言葉をおもいだしました。
毎日はあたらしいはじまり
(「地震の前にできることなら戻りたい、けどどうやっても戻せない。ならば、前向きに一緒に歩んでいこう。そんな願いを込めたんだ」)
バッグをなくしたわりに翌日にポジティブになってたのは、ゴンタくんやこの言葉にもはげまされてのことでした。
***
実はその後のトーマスさんとのやりとりで、驚きの事実が発覚しました。ミラクルってこういうことなのかな…
バッグを救った不思議な経緯