
最後の日
昨日で、関西から引っ越してきてまる5年でした。奇しくもお世話になった東横線渋谷駅が85年の地上駅の歴史に幕を下ろした日。
今日から New Me! と思えるできごともあった、特別な一日でもありました。
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渋谷駅ではこの数週間ほど、写真を撮る人があとをたたず、私も何回かiPhoneで撮ってたけど、きのうは昼も夜もすごい騒ぎ。(今晩ニュースでやるかな)

駅がなくなるってこんなに寂しいことだと思わなかった。
きのうは、行きに電車を降りては泣き、帰りに改札を前に胸がつまり涙・・
東横線の渋谷駅は、わたしにとって「さいしょの東京のターミナル」。OL卒業までは、ここからメトロの銀座線に乗換えて、赤坂見附、その後移転した青山のオフィスに通勤してました。
電車を降りて改札をとおって、仕事に行く、誰かに会いにゆく。改札をとおって電車を待って、家に向う。
いろんな気持ちといっしょに、いろんな自分が、電光掲示板をみて、改札を通って、ホームを歩いて、電車を待っていました。

みんな、名残惜しい
私はいまの時期になると、環境の変化に一喜一憂していた5年前の自分をおもいだします。東京の「あたりまえ」にいちいちワクワクしたり(渋谷のつぎが代官山でそのつぎが中目黒なんや!自由が丘もあるで! すごいなすごいな 笑)、逆にいちいち疲れたり(なんで帰りまでこんな人多いねん。毎晩祭りかコンサート?)
めぐまれた仕事だったけど、環境の変化に、春は帰りの電車でぐったりだったなあ。あの年は辛い別れに苦しんだ時期もあって(一年を振り返って)、好きな精油の香り(★)に出会ってずいぶん助けられたんだった。
いまは、渋谷でも羽がはえた気分で歩いている。むしろ、撮影やフォトレッスンや友達との約束で嬉々として飛び回ってる。強くなったな・・ 人ってすごい。(とあの頃のじぶんに教えてあげたい)


いろんな日を終えて、この改札を通っていた
「だいじょうぶ、だいじょうぶだからね」と声をかけてあげたくなる当時の自分、慣れないことに不安を抱えてた日もあったし、有名店のケーキやパンを買っては、ああ東京って楽しいなとワクワクしてた日もあった。(これはいまだに・・笑)
自分らしい生き方をみつけた最近の私は、今日もありがたかった、こんな仕事ができて夢みたい!と感謝しながらこの駅に立っていました。
変化してゆく自分が変わらず通っていた駅がなくなり、そして自分はロンドンへ。
5年前と今の自分の変化を知っているから、ロンドンで最初どんなに慣れなくても怖くないな。そう思えた、わたしの渋谷駅最後のホームでした。

なくなるから、見えてきたこと。 最後にお別れができてよかった。ありがとう。
駅は、きっとみんなにとっても、自分が投影される場所。たった5年の私でもこんな気持ちになるのだから、もっともっと寂しい人もたくさんいらっしゃると思います。
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きのう渋谷駅とお別れができたのは、表参道のブノワでだいすきなお姉さまとランチの約束があったからでした。
「さみしくなったら聴いてね」とすてきなプレゼントにお花もいただいて、そこでも涙。 自分がうっすらと掴みかけていたこと(★)、「そう、それでいいのよ!」と私が向ってる先の光をみせてくれたような、そんな時間でした。 新しい自分の種が生まれたような。
ランチのあと、一人でお茶をして反芻して、そこでもウルウル。ホント、なーいてばかりいる子豚ちゃん~
(この歳でなにがコブタじゃ)ありがとう、ありがとう、ってどれだけ言ったかわからない。さようならと、感動と、こんにちわの一日でした。・・・ ありがとう。笑 (ほんとそれに尽きる)

BNOIT, Tokyo ランチのフォトはまたあらためて♡
そういえば、渋谷にはこんな思い出も : 渋谷の駅員さん 京都の市バス