
英国ロイヤルバレエ「ロミオとジュリエット」(HPより)
ロミオ:フェデリコ・ボネッリ
ジュリエット:ローレン・カスバートソン
きのうは、今月のロイヤル・オペラ・ハウス シネマに行ってきました。
ロイヤルのロミオとジュリエットは、私にとって特別な存在。 バレエへの扉をあけてくれて、かつ、その後続いている(そしてまだまだ続きそうな)ミラクルの源がロイヤルの2010年の東京公演(★) なのです。 あのとき、こんなことに自分がなろうとは思いもしなかった・・笑
わたしが観たのは、憧れのアリーナ・コジョカルのジュリエット。 吉田都さんとスティーブン・マックレーの日はNHKの放送や(先日もアンコール再放送してましたね)DVDもいただいて何度も観てるけど、
本場 Royal Opera House での公演もみたい♡
違うキャストのロミオとジュリエットも観てみたい~
吉田都さん X スティーブンの印象があまりに強いので、どう思うのか自分でもそれこそ「不安と期待」をもって出かけてきました。
ローレン・カスバートソンのジュリエット、すてきでした。アリーナや吉田さんのように華奢で少女っぽい感じというよりは、なめらかで、触りたくなるような質感の踊りというのかな・・ 生身の人間らしさ、リアル感があって、すごく感情移入できた。彼女のまとう存在感もすきです。
ローレンは今となってはめずらしい ”イギリス人” プリンシパルで、かつロイヤルバレエスクールで育った生粋のロイヤルダンサー。
そして失礼ながらノーマークだったロミオ役のフェデリコ・ボネッリがすばらしかった! ジュリエットへの燃えるような恋心が視線や体中からあふれてでていて、異性なのにすごく共感できるロミオ。
久しぶりに ”besotted” という言葉をおもいだした。
(酔うほどに相手に夢中になってるかんじ)
踊ってるのでも、演じてるのでもなく、ロミオそのものになっていて、観客もとりこんでロミオにしてしまうくらいの表現力。
こうやって一つの作品をいろんなキャストでをみるって面白いな。
振り付けは同じなんだけど、踊り手によって役の解釈もちがうし、感情の流れ、出てるエネルギーがちがうんです。
そして同じジュリエットでも、相手のロメオが誰かによっても、また変わるという・・
輝きかた、輝くタイミングが、同じ作品でも踊り手によってちがう。踊る相手によってもちがう。
これは舞台に限らずいえることなんでしょうね。

バルコニーのシーンより
幸せの絶頂にいるふたり、観客はこのあと待ち受ける悲劇を知っているので、泣けます。あどけない二人が変化してゆく様を表情や踊りにみるのもこの作品のたのしみ
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11月に東京で観た吉田都さんのとロベルト・ボッレのバルコニーのシーンは、小柄な都さんと大柄なボッレが対照的で、おなじ都さんのジュリエットでも、相手がスティーブンの時とまた印象がちがってました。ボッレのロミオはかなりダイナミックだった気が。
↑ あとで楽屋にお邪魔したときに、(飛ばされそうな勢いのリフトでしたよねと言われて)「そう~ わおっ@@ って」と都さん、笑ってました。踊ってる本人もびっくりとかあるんですね。
ロイヤルシネマ、10月は『白鳥の湖』の衛星中継、11月のマノンはグアムにいたので観れず、12月は『くるみ割り人形』の衛星中継(感動しました)、1月はジゼルを観ました。3月は不思議の国のアリス(衛生中継)、4月は眠りの森の美女ですよ!

あの頃のワクワクに会いに(12月の撮影)
バレエにはさいきんずっとワクワクさせてもらいっぱなしです。
ロミオとジュリエット(英国ロイヤルバレエ団) (2010年の東京公演の記事)