Steve Jobsが語った「死」 | おいしく、楽しく、美しく!

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Apple official HPより)

アップル公式HPのトップページ、画面いっぱいにこの画像をみたときは、さすがに泣いてしまった。


- 2011


数字のハードな情報に現実をつきつけられて、想像を超える喪失感におそわれ、、


(しばらくしたらこの画像はなくなるだろうから、今日の追悼の想いを忘れないために、自分のためにコピーさせていただきました)

著名人の訃報に涙したのは、はじめてのような気がします。世界中のアップルストアでは献花や黙祷に訪れる人が後をたたず、日本でも1時に全店で黙祷を捧げたという話も聞きました。銀座店の前の花束の数もどんどん増えていってた。

彼ほど多くの人に影響を与え、愛された経営者は例をみないのではないでしょうか。

米アップル社共同設立者/前CEO、スティーブジョブズ。享年56歳 




2005年に彼がスタンフォード大卒業生に送ったスピーチは、このブログでも紹介して以来、いまだに反響があります。

私自身、外資ITで仕事をしながらパーソナルカラーやベジフルビューティーの勉強をして、結果的には学校で学んだわけではない写真の撮影やフォトレッスンをさせていただくようになり、しいては会社を辞める勇気がもてたのも、「普通はこう」という一般の価値観ではなく、「こうしたい」という自分の直感を信じようと、あのスピーチが後押ししてくれたことが大きいと思っています。

You can't connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.

先を読んで点と点をつなぐことはできません。後からふり返って初めてできるわけです。したがって、点と点は将来どこかでつながると信じなければなりません。

自転車に乗ってケーキを食べにゆこう
*前後の話やYou Tube等関連サイトのリンクもこちらに

夫への誕生日プレゼント以来、ゴンタくんは、毎年誕生日にiPodでスピーチを聞いています。

奇しくも数日前には、まるで無関係のように見えた点と点がつながったと、嬉しい報告をここに書いたばかりでした。

実は今日か明日、その続きとして「勇気」について記事をUPしようと用意していました。(正確には、前の記事が長くなったので分けた) 今朝の訃報を受けて、今日はスタンフォードスピーチで彼が「死」について語っていたくだりをご紹介しようと思います。



Have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become.

(心や直感に従う勇気をもってください。心や直感は、あなたが本当は何になりたいのかすでに知っています)

これまで何度か紹介していたこの言葉。実は、スピーチの最後のほうで Steve が死について語る場面で登場するんです。

17歳でこんな言葉に出会ったという彼。

"If you live each day as if it was your last, someday you'll most certainly be right."
( 毎日、これが人生最後の日と思って生きなさい。いつか間違いなくその通りになるのだから)

その後33年間、毎朝「もし今日が人生最後の日だとしたら、今日やろうとしていることを本当にやりたいか」を鏡に向かって問いつづけ、答えが " NO " であることが長くと、何かを変えなくてはならないと知った

自分も死に向かっていると自覚することは、これまで人生において大きな決断をする際の最も重要な方法だった。プライドや恐怖、外からの期待などほとんどのことは、死を目の前にしては意味がなくなり、本当に大切なことだけが残るから

と言っています。

ここからは前にも引用させてもらった山口先生の訳をお借りします

No one wants to die. Even people who want to go to heaven don't want to die to get there. And yet death is the destination we all share. No one has ever escaped it. And that is as it should be, because death is very likely the single best invention of Life. It is Life's change agent. It clears out the old to make way for the new. Right now the new is you, but someday not too long from now, you will gradually become the old and be cleared away. Sorry to be so dramatic, but it is quite true.

誰でも死にたくありません。たとえ天国に行きたいと願う人でも、そこに行くために死にたいとは思いません(笑)。しかし死は、私たちすべてが共有する行き先です。かつてそこから逃れた者は1人としていません。そしてそれは、そうあるべきことなのです。死はおそらく、生物にとって最高の発明です。それは生命にとって、古いものを取り除き、新しいもののための道を開いてくれる変革の担い手です。今、「新しいもの」とはあなた方です。しかしそれほど遠からぬうちに、あなた方もしだいに「古いもの」となり、取り除かれる日が来ます。ドラマチックな表現で申し訳ありませんが、これが真実です。

Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. Don't be trapped by dogma ― which is living with the results of other people's thinking. Don't let the noise of others' opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.

あなた方の時間は限られています。他の誰かの人生を生きて無駄にしてはいけません。ドグマにとらわれてはいけません。それは他の人たちの思考の結果とともに生きることだからです。他人の意見の雑音によって自分の内なる声が掻き消されてしまわないようにしてください。そして最も重要なことですが、あなたの心や直感に従う勇気をもってください。心や直感は、あなたが本当は何になりたいのかすでに知っています。他のことは全て二の次です。



新しい世代に道を譲るにはあまりにもはやすぎる、と思わずにいられませんが、この世での役目を果たし、天国へ旅立った ジョブズ。 哀しみに包まれる世界を横目に、きっとすぐまた新天地で、Stay Hungry. Stay Foolish. と息巻いているかもしれないですね。

いまだにどこかで「次はどんなことをやってくれるんだろう?」なんて思ってしまう。

彼の死で失われたものは大きいけれど、たくさんのインスピレーションと勇気と変革を与えてくれた彼の言葉、仕事、生き様、ずっと胸にとどめておこう。Steve Jobsと同じ時代を生きることができたことに感謝します。

ご冥福を心よりお祈りいたします。


(追記:スピーチの原稿と動画を次の記事でシェアしました)