乗り運動になるとスイッチが入って前進気勢が強く出ます。


しかし15―15程度でそうなんであって、レースではもっと速いスピード領域になりますから、これでスピードや体力がないと終いは失速となるわけです。


その点を先日聞いてきて、もっと速く走れるとのことでしたので出資に踏み切った訳です。


とにかく普段の扱いに困ることはなくて、調教やレースの時にスイッチが入るということですから、気乗りしないとか口向きが悪くて抑えられないなんていう難しさはありませんね。


なぜ、頭が高くなる事になっても15―15程度のゆっくりペースの中で抑えるのかというと、折り合いを教えるためなんですね。


若いうちに継続して折り合いは教えていかないと、ある程度馬が成熟しちゃう段階にきたら言うこと聞かなくなるから。


だから今はこのペースでも抑える。


まぁそのうち、トレセンに入って追いきりのペースになったら、もう少し乗り手は楽になるんじゃないかな。


逆に速く走れなくて、乗り手の感じる手応えがそんなでないとか言われちゃう方が困りますね(笑)


あとは、距離は乗り手がどこまで強烈な手応えを我慢できるかなんで、おそらく短めの距離になると言うことです。


昔の熊沢みたいな騎手ならガッチリ抑えることが出来るのですけど、今はそんな騎手はほとんどいないですもんね。


それとちょうど動画が発表になって分かったと思うのですが、この馬は四肢の揃いが良くてブレがない動きですから、ロスが少ない。


これはメリットだと思いますね。


まだ成長するし、楽しみにしてますよ。