もう、パンチ力とかスピードとか、技術的なものに何も問題はないです。


彼のウィークポイントは、メンタルだね。


つとめてニュートラルな気持ちで試合すれば全く負ける感じはしませんが、気が入りすぎて相手の間合いでやってやろうとか、相手を尊敬とかし過ぎて謙虚になったりすると序盤戦で隙が生まれる。


井上尚弥の人間性の良さが、そんな面を持っている感じです。


彼を倒すとすれば、試合前から挑発して気が入りすぎるようにするかして、短期決戦で自分の間合いで打ち合いするしかないかな。


それでも、ラッキーパンチの部類になってしまいますけどね。


試合が少しでも長くなると、井上はパンチ力が違いすぎるからジャブからして効いちゃう。


顔に熱もって腫れ上がる頃にボディの良いやつもらったら、いきなり止まりますよね。


あとはもう、距離詰めても無駄ですね。


もし井上尚弥が、あしたのジョーに出てくるホセメンドーサの様に冷静にリングに上がるようになったら、倒すのは無理でしょ。


歳取って、スピードとかパンチ力が衰えるのを待つしかないんじゃないか。


今回は久しぶりの東京ドームでの試合ということもあっただろうし、演出とはいえ、入場シーンで布袋寅泰のギターに煽られたのも良くなかったよね。


ネリをぶっ倒す!みたいな高揚感もあったようだし、一ラウンドのダウンは良い教訓になったんじゃないでしょうかね。


自分などは試合で強い井上尚弥を見たいだけだから、あんな入場シーンは必要ないと思うけどね。


次は誰とやりますかね。

フェザー級に挑戦するのは、バンタム級の時同様に挑戦者が名乗りでなくなってからで良いんじゃないかな。


でも今日の倒し方を見て、他の陣営は尻込みするでしょうね。


カシメロはやる気あるのかね?

ファイトマネー次第か。