分かりきってる事ではあるが、書いておく。


天皇賞春 未勝利

菊花賞 はるか昔にビックウィークで一勝。

有馬記念 未勝利

ジャパンカップ 未勝利


ここ三年ほどの平地2800メートル以上のレース 未勝利


優秀なエージェントが集めてくれた、乗りやすい癖のない馬ばかりで勝ち鞍は増えますが、まさかジャパンカップと有馬記念まで未勝利とは知らなかった。


さらに天皇賞秋は二千ながら未勝利。

つまり、秋の中距離以上の王道G1では勝てないということ。


これが近年は、秋シーズンに欧州がオフシーズンを迎えて外国人騎手が大挙して来るので、それらに全く歯が立たない、あるいは騎乗依頼を取られることでさらに結果が得られないようだ。


リーディングを毎年のように争っているジョッキーにして、こんな欠点抱えてる騎手が過去にいたことはない。


業界トップのノーザンファームは川田に頼ることはなく、外国人騎手を乗せる傾向が強い。


一時期、コロナ禍で来日外国人騎手がいなくなった時に、日本人騎手がその恩賜に預かれたものだから勘違いしているが、コロナ禍が終息した途端からまた外国人騎手をたくさん呼んで乗せているね。


悪いことばかり書くのはおかしいので実績あるところを書くと、川田はマイル以下の実績が良くてG1でもそのあたりは出ている。


桜花賞、安田記念、朝日杯フューチュリティステークス。

これらが三勝ずつ。

続いてスプリンターズステークス、高松宮記念が二勝ずつ。


道中の駆け引きは苦手としているから、距離が延びれば思う通りにならないのだろうね。


また、馬の青田買いみたいな事をしていて選別しているフシがあるが、それがうまくいっていない。

あるいは依頼する方が、何らかの理由で乗り替わりをさせている。

馬に負担をかけてしまうので、その前につぶれてしまうという感じかな。


よく、ダノン冠名の馬で三歳の春頃までは注目されながら、その後は結果が伴わずに他の騎手に乗り替わるなんてのを見かけるね。


一口会員をやっているとか、馬券に騎手の傾向を反映させている人はこういう騎手の傾向には敏感で、妄信的な騎手のファンとは目線が違う。


もし自分の馬、あるいは馬券対象の馬が中距離以上の適性馬であって古馬になっても成績を期待する時に、川田が乗るのとルメールや来日外国人騎手が乗るのでは期待感が大きく変わるわけです。


今、ルメール騎手が落馬負傷して休養しています。


そんな時に普通なら川田に代打の話があっても不思議はないのに、あまりそんなフシはなくてモレイラや戸崎等がやっている感じがある。


ただし、モレイラは来年の短期免許取得条件を満たすために、自ら依頼馬をよく調べて依頼を引き受けているので、すべて引き受けてる感じはないですけどね。


応急的に、時期的に季節が逆の南半球から騎手を呼んだりしていますが、これはまだ海の物とも山の物ともつかない状態だね。


こうやって業界トップのノーザンファームが川田を多用しないのだから、分かりやすいし確かだと思うね。


この春シーズンはいよいよ佳境に入ってきてますが、まだ今期のG1未勝利です。

ルメールが不在のこの時、実力あれば大チャンスなんだけどね。


まっ、傾向は変わらんから、一つ勝てるかどうかだろうな。


あらためて、天皇賞春に乗ってなくて良かったね。


香港で出走のプログノーシスは、「馬に実力がある」から勝ち負けになるでしょうしね。


ぜひ川田大先生の腕で、ロマンチックウォリアーを破り「勝たせて」やって下さい。