冷静に書きたいと思います。


今回は馬の状態として、走れないようなことはありませんでした。


メンタル面に関しても明らかに前走より冷静になっていて、期待できそうな感じがあった。


レースは道中、おかしなところは一切無く、あとはもう追い出すだけと見ていましたが、勝負どこにいっても全く津村は追わず、そのままゴールさせました。


勝ち時計や道中のラップタイムなどを見るに、今のマイネルフランツでも十分に勝ち負けになるレース内容でしたから、さすがに敗因が見つからずキツネにつままれたような感じで、こればかりは陣営のコメントを見ないと分からない感じでした。


それで出てきた津村のコメントが、芝の塊が云々。


それにしてはまるで手応え無いような、あるいは何か故障したかのような、直線は全く追う姿勢を見せないで流してゴールさせるほどのものなのかという、あまりに不可解なコメントだと思いましたね。


まぁ、何かそうせざるを得ないような、そう言ったことが戦前からあったんじゃないかと、そう思わざるを得ない最後の御し方、そしてコメントだと思います。


あまり勘繰ったところでレースの結果は変わらないので諦めますが、それにしても釈然としない陣営の弁明ですよね。


もっと不思議なのは、調教師の和田が重賞に出る馬を放っておいて小倉にいましたと言うコメントね。


重賞出走馬を放っておいて小倉に行く程の事があったのかと、そんな重要なレースが小倉にあったのかと、ちょっと不思議に思ってます。


今回は調教師の行動や陣営のコメントに全く追わずに流して大敗になった、ハッキリと納得するだけの説得力が無いのは明白で、かなり不審に感じてます。


どうも納得してこのレースに出したと言うような、そんな感じが厩舎から受けませんでしたね。


戦前から丹内が教えたからとかいうコメントが前面に出ていて、なにか丹内擁護の要素のあるかのような、そんなレース結果だったとそう思ってます。


いつも言いますが、競走馬は扱う人間次第。

負けるにしてももっと誰もが納得するような事であれば、これは仕方無しとなります。


でも今回のレース内容とその後の陣営のコメント見て、それだけであそこまで追わないで惨敗させる理由にはちょっと弱すぎますよね。


まぁ、いずれにしてもマイネルフランツの実力を出しきって負けたのではないのは明白だし、これが実力ではないのはジュンゴールド同様。


今後、ちゃんと巻き返しが出来なければ和田厩舎の技量がないのだと評価を落とすだけなので、丹内を再騎乗させたうえでほら丹内だから走ったでしょうとやってくると思ってますよ。


こんな不可解なことは一口長くやってると沢山ありますから、またかという感じではあるのですが、それにしても露骨すぎますね。


ちなみに菅原騎手がブローザホーン騎乗のために関西に行ってしまったのは、管理している中野栄治調教師の定年に花を添えたかったからという理由が明白で、それは至極当然の行動だと思いますし優勝してみせたのを見てというか、日経新春杯のゴール前は思わずイケーっと叫んでしまいました。


菅原騎手は立派な行動だったと思います。


そんな感じで騎手と調教師や厩舎の関係には深いものがあるから、まぁ何か納得のいかないことがあると反発するというところもあると、そう言うこともあるということ。


でも、馬はオーナーのもので、厩舎のものでも調教師のものでも、ましてや騎手のものでもないんです。


近年はノーザンファームがオーナーとしての発言力を高めてくれた功はあるのですが、それでもまだ色々とある。


そんな事をまた感じた一戦でした。