ホタテ 海藻バターソテー | サザクロノート

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ゆるーい毎日の記録

前回の病院差し入れ食は神戸辰屋のしぐれ煮、それをいろいろと

アレンジして義父に召し上がってもらいました。

さて次回の献立ですが、自宅で試作してみました。

先だってのアイアンシェフでも取り上げられたメイン食材のホタテを、

これまたアイアンシェフでも作っていた海藻バターを使ってソテーする

というものです。

なぜにホタテなのか?

義父の肝臓の数値が悪いので、肝機能の回復に良いと言われる

「しじみ」か「ほたて」を食べてもらいたいなと・・。

しじみ・・だと、シジミ汁程度になってしまいそうですが

副菜として十二分のボリュームと旨味を楽しんでもらうには

やはりホタテだろうと。

という事で、先日購入しておいたフランス ボルディエ社の海藻バターを

使う事にしました。

サザクロノート-ボラディエ 海藻バター


アイアンシェフでは、天然の海藻とバターをフードプロセッサーで混ぜて

自家製としていましたが・・・フランスで流行っている海藻バターとのことで、

お手軽に購入しておいたボルディエ社製の海藻バターにしちゃいます。

これもなかなか入手しにくいのですけどね。

125gで1250円もしますし・・・。

ホタテは、北海道産の刺身用「大粒ほたて」を使用です。

1粒あたり150円から200円といった感じですかね。

20粒ほど購入しまして、試食テスト用に何個か使います。

(奥さんにも食べさせてあげないとね!)

ホタテに隠し包丁を入れて・・・塩、コショウ。小麦粉をまぶして

海藻バターで表面をカリっとソテーします。

このまま食べるのではなく、持って行って病院の配膳スペースにある

レンジとオーブンで仕上げますので、強火でカリっとさせるだけで

あまり火を通しすぎないように!という感覚です。

カリッとさせたら、皿に移して熱をとります・・というか冷やします。

あくまで、病院に持っている想定でのテストキッチンですから。

ホタテを冷やしている間に、付け添えの野菜としてホウレンソウ、

有機野菜のミックスベジタブルを、ルクエで白ワイン蒸しにます。

付け添えまでバターソテーしちゃうと、病人にはしつこいと思うので

蒸しあがった付け添えには軽く塩コショウしておくだけ。

それを大ぶりなグラタン皿に敷きつめて冷まします。

ホタテも付け添えも冷めたところで、ホタテを盛り付けます。

皿にグラタン皿の端から白ワインを少したらしておきます。

ここでしっかり冷ましておかないと、野菜やホタテ自身の水分で

「カリっと」感が無くなってしまうので・・

特に小麦粉を振ってますから、水蒸気でべたつきますから要注意。

ここまでの状態で病院には持っていく予定です。

食べる際には、別添で持っていく海藻バターホタテの上から塗りたくります。

けちりません・・塗りたくり!です。下の野菜が蒸しただけですのでね。

さぁ、加熱です。600wで2分間加熱します。ラップはしません。

付け添えの野菜が熱くなり、海藻バターが溶けて、垂らし入れておいた

白ワインが馴染むようにね。

この段階で若干ホタテがワイン蒸し状態になりますが、香り付けだと思って

そこは我慢です。レンジ加熱が終わったら、今度はオーブンでグリルします。

ホタテと野菜に醤油を振り・・・オーブンでグリル!

ホタテ表面がカリっとして、溶けた海藻バターでシュワシュワと焼かれる感じ。

それまでは様子を見ながらグリル!です。

という事で、こんな感じに出来上がりました。

サザクロノート-ホタテ海藻バターソテー


海藻バターのおかげで、海の香りがフワっと口の中に広がります。

うんまいねぇ。

バルサミコ酢を垂らしても美味しいはず!と思って垂らしてみたら

これも美味しい。使ったバルサミコ酢は某イタリアンリストランテで

主力として使われているイタリア モデナのFONDO MONTEBELLO社製

長期熟成バルサミコ酢です。

サザクロノート-モンテベッロ バルサミコ酢



お店によって値段は違いますが・・

250mlで4,000円~5,600円くらい。なかなk・・ですはい。

ソテーしたフライパンで、白ワインと海藻バターとバルサミコ酢、醤油を

ブレンドして火を通したソースの方が纏まりがあって旨いかも・・。

まぁ、義父さんは日本酒党ですから、シンプルなバター醤油味の方が

好みかもしれませんが。

上手く(旨く)できそうですので、これを差し入れたいと思います。